じぶん更新日記1999年5月6日開設Y.Hasegawa |
センター試験受験生を励ます「垂れ幕」。今年は2日目が雨ふりとなったため応援の効果は今ひとつだったかもしれない。昨年見た時のユニークな垂れ幕の紹介が99年1月15日の日記にある。 |
【思ったこと】 _00116(日)[教育]センター試験の英語問題は今年も心理学/偽金貨検出問題を思い出す私 日曜日は妻と娘はお出かけ。息子と私は家で留守番。雨が降っていたので終日家の中で過ごした。 アクションゲームに遊び疲れた息子が、なぜか突然、新聞に掲載されていたセンター試験の英語問題を解き始めた。1番と2番で合わせて47点/70点取れたという。まだ合格レベルとは言い難いが、中2としては良くできているほうではないかと思う。 その息子、今度は問4が全然分からないといって問題を持ってきた。よく見ると何と心理学の研究紹介ではないか。それにしてもセンター試験の英語は、凝りもせずに、心理学の入門書から取ってきたような問題を毎年出すものだな。記憶している限りでは3年連続。その前にも、ミュラーリヤーの錯視の実験がとりあげられたことがあった。 このうち98年の問題については98年1月18日と98年1月19日に「センター試験に出題された心理学の問題、テロル」と題してかなり細かいコメントを加えたことがある。さらに99年の問題についても99年1月15日の日記に少しだけコメントした。今回は、息子の学習意欲をそいでは...と考え、私のほうで本文を全訳、問題文だけを解かせてみることにした。センター試験問題は教育利用であれば著作権侵害にはならないはずなので、その訳文を掲載することにしよう。 訳例はこちら これまで同様、英語の読解力を試す問題としては妥当なものかと思うが、論文の本筋とは関係の無いひっかけ問題のようにも受け取れる設問もあった。 昨年の問題もそうだが、この種の研究は厳密な意味では実験とは言い難い。年齢による群分けは、無作為な割付(割り当て)ではない。年齢群による有意な差が生じたとしても、それは研究者が実験的に操作した効果とは言い難い。こういう研究は観察研究と呼ぶべきであり、「実験室に連れてきて何らかの働きかけをしたら実験研究になる」といった誤解を与える恐れがある。 もう1つ、この問題ですぐに連想されるのが、99年3月11日〜15日に連載した、天秤でニセ金貨を見つけだす問題。もとの問題は
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【ちょっと思ったこと】
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【スクラップブック】
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【今日の畑仕事】
雨のため一度も立ち寄れず。 |