【思ったこと】 _10503(木)[一般]連休は、捨てる!日々
今年の連休は、東京・自宅の大掃除で「捨てる日々」を過ごしている。ちょうど、
- 木曜日:不燃ゴミ→プラスティック製品、金物、古鞄など
- 金曜日:可燃ゴミ→生ゴミ、書類一般、小型の木製家具など
- 土曜日:資源ゴミ→本、ペットボトル
というように、連休とゴミ収集の日が一致しているのを利用して、回収車がやってくる直前まで、不用品の分別に明け暮れている。あまりにもゴミ袋の数が多いので、一箇所では目立ちすぎる。近隣の8箇所の集積所に4〜5袋ずつ分けて置かせてもらっているのだが、とにかく相当の分量になった。
整理をしながらいろいろと考えた。
- 置物、飾り物、骨董品のたぐいが一番始末に困る。不燃物回収に出してしまえばそれまでなのだが、手放すのは惜しい。といって、古物商に見せてもたいした買値にはならない。持ち続ければ場所ふさぎになるばかり。ちなみに、今回2軒ほど古物商に見積もりを出してもらったが、8畳の床の間いっぱいに置物を並べても、せいぜい数万円にしかならなかった。ま、タダで引き取ってもらっても、別の人が大事に持ち続けてくれるのであれば、回収車で粉砕されるよりは気持ちが楽にはなるが。
- 古物商の話では、観光みやげ品は、何万出して買ったものでもほとんど買い取りにはならないという。中国製の掛け軸や彫り物なども同様。
- 家具類は、新品同様か、よほどの時代物でないと、逆に有料引取になる。これからの時代、買うならば一生使える高級品、もしくは、分解して通常の回収ゴミとして出せるものに限るべきだ。
- 分厚いアルバムは、基本的には本人が生きている時に眺めるものだ。親の代の海外旅行写真や知人との記念写真、結婚写真などは、子孫が見ても何の懐かしさも無い。その点、CDで大量の写真を保管できるデジカメは便利である。
けっきょくのところ、価値のある物というのは、所有者にとって有用であるか、もしくは、それを眺めた時に、過去の思い出がよみがえるものに限られる。これからの長谷川家の家訓として
- 過去の思い出が無く、かつ一年以上使わないものは原則として廃棄する。
- どんな物も、必要が生じた時にすぐ使える状態で保管しておく。箱に詰めてガムテープで梱包するような保管はしない。
- 新しい物を買う時は、同体積の不用品を必ず捨てる。
- 本の裏に本を置かない(我が家では、本棚に奥行きがあると、本の後ろ側にもう一列本を並べる悪い習性がある)。
- 図書館から借りられる本は私費では買わないこと。
- 「そのうちフリーマーケットで売れるから」などという考えは一切持たないこと。
- 旅行の土産は、食べ物か消耗品に限る。
といった条文をぜひとも定めたいところだ。もっとも、妻の賛同を得られないのがツライところである。
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