じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa


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ビデオとデジカメの使い分け/バッテリー確保



9月9日(土)

【旅行中にちょっと思ったこと(4)】

ビデオとデジカメの使い分け/バッテリー確保

 今回の旅行には、数年前から愛用しているデジタルカメラと、この旅行の直前に購入したデジタルビデオを持参した。デジタルビデオのほうはテープへの通常録画のほか、テープへの静止画像キャプチャ機能、およびメモリースティックへの静止画記録ができるようになっている。結果的にこの選択は成功したと思っている。

 今回は何と言ってもカラコルムハイウェイからの景色を眺めることが第一。しかしハイウェイとは名ばかりの簡易舗装道路では揺れが激しく、ビデオでもデジカメでも綺麗に撮影することは非常に困難であった。そんななか、ビデオの「手ぶれ防止機能」はたいへん役にたった。帰宅後にテープを起こしてみたが、車の窓から撮影した動画はまるで氷の上をすべるようになめらかに撮れていた。この時同時に撮影した静止画も、まあまあの出来だった。

 しかし、車から降りて取る静止画に限っては、従来から使っていたデジカメのほうが数段画質がまさっていた。こちらは、ビデオカメラのビデオキャプチャとデジカメ機能の画質を比較したもの、こちらは、ビデオカメラのデジカメ機能とデジカメ専用機の画像を比較したもの。オプションの設定などもあるのでこれだけで比較するのは不公平かもしれぬが、とりあえず、ビデオキャプチャ<デジカメ機能<デジカメ専用機というように画質がアップすると言ってよいかと思う。なお事後の整理で困ったのは、ビデオキャプチャ機能ではファイルに撮影時の日付時刻がスタンプされていないこと。写真がたまると、どこで撮ったのか分からなくなる恐れがある。

[Image]  これら電子機器を使う際に心配だったのはバッテリーの充電が確実にできるかということ。しかし実際にはパキスタン、中国とも丸型の2ピンタイプのアダプターを持参していたので、問題なく充電できた。但し、ホテルによっては宿泊者が利用できるコンセントは1箇所だけしか無い所もあった。バッテリー1回のフル充電には2〜3時間かかるので、できれば2電源が同時にとれるような二股を持参すればよかった。もちろん、充電器を含めてすべて240Vまでの電圧に対応していることが絶対必要。

 中国のホテルでは、写真右のように、丸ピンと日本の平板型のプラグ両方に対応しているコンセントも多く見られた。最新式のホテルでは110V専用のものもあり行き届いていた。