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その他、ちょっと気づいたこと

[今日の写真] [今日の写真] ボリビアでみたTVアニメ。左は、言わずと知れたクレヨンしんちゃん。スペイン語でも「Shin-chan」と呼んでいた。右は、最初はピカチュウかと思っていたが登場人物がちょっと違う。しかし日本製アニメであることは間違いなさそうだ。けっきょくのところ、ボリビアでは、日本は「TOYOTA」と「Shin-chan」で特徴づけられているのだろうか。
[今日の写真] ボリビア・ラパス(3632m)到着の翌日は、高所順応を兼ねてソラタ(2678m)に下った。この町の面白いところは、桃(写真左上)、秋桜やアガパンサス(写真右下)、ブーゲンビリア、エニシダの一種などの花がいっせいに咲き乱れていること。いったいどういう季節なのかと戸惑ってしまった。このほか、木の枝に着生植物がある(写真右上)ので湿気が多いのかと思えば、すぐ近くにはサボテンの群落がある(写真左下)。またリュウゼツランの仲間が至る所に自生しており、日本では滅多に咲かないと言われている花穂が各所に伸びていた。
[今日の写真] [今日の写真] チチカカ湖畔のコパカバーナの教会。門前にはおみやげグッズを売る露店が並ぶ。教会のドアには、葦船でやってきたマリア様の彫刻があり。
[今日の写真] ボリビア・アンデスのワイナポトシ6088mをのぞむ墓地。標高は4500m〜4800m。日本の富士霊園のようなロケーションか。
[今日の写真]  今回のボリビア・アンデス旅行では、行き帰りとも、米国とブラジルの空港を乗り継いだ。いずれもtransit passengerであったにも関わらず、米国ではなっなんと、税関申告書の提出と入国手続を求められた。つい最近の法令改正によるものであり、飛行機が短時間、給油のために立ち寄るだけであっても、乗客は手荷物を全部持ってこれらの審査を受けなければならないのだそうだ。
 行きに立ち寄ったニューヨークでは、米国に本当に入国する人たちと全く同じように入国審査の長蛇の行列に並び、さらに、航空会社職員の誘導に従って荷物検査を受けてから搭乗待合所に進んだ。

 帰りのロサンゼルスでは、東京・成田行きの乗客だけ2列に並ばされ(写真)、1時間近く待たされて税関の書類提出と入国審査を受けてからtransitラウンジに入室、数十分後には同じ通路を逆方向に歩いて、給油と清掃を終えた同じ飛行機内に戻った。

 このような煩瑣な手続がなぜ導入されたのか、その意図はよく分からない。単にセキュリティの問題だけであるならば、再搭乗の前にチェックをかければ済むはずだ(現にサンパウロではそのようなチェックがかけられていた)。

 邪推してみるに、世界の中心たる米国にとって、単に米国内を通過するだけの外国人は無礼者ということになる。いくら長時間待たせたところで、米国人からの苦情でないので取り上げる義理は無い。しかも、形式的な入国審査を実施すれば雇用の促進につながるので米国民の利益になる。そんなところだろうか。もっとも、行列に並ばされる分だけ、空港での買い物をする時間が奪われる。トータルの経済効果が米国にとってプラスになるのかどうかは定かではない。
[今日の写真]  気温10〜20度のボリビアから帰国していちばん応えたのは日本の酷暑であった。成田のターミナル移動時の気温はご覧の通り。このほか、ボリビアでの時差に慣れた反動で、日本に戻ってからも17時〜20時頃(ボリビアでは明け方4時から7時頃)に睡魔に襲われる日々が続いている。