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中国で見かけた平仮名「の」。写真左は北京空港の自販機で売られていたペットボトルで「鮮の毎日」と書かれてあった。写真右はウルムチ街角のコンビニの看板で「社区の便利店」となっていた。日本製品でもなく、また日本人観光客目当てでもないのになぜ「の」が使われているのかとウィグル人のガイドさんに尋ねたところ、「的」の代用字として「の」を使いモダンな感じを出そうとしているという説明をいただいた。トルファンで売られていたスナック菓子にも意味不明な平仮名の文字列があったが、日本人が英語や英語もどきの単語を商品宣伝に使うのと同じ感覚なのかもしれない。そういえば、その日の昼食時にちょっとだけ視たNHKスタジオパークの番組でも「スタバ DE Q」というコーナーがあった。
余談だが、「的」は「〜の」のほか「〜な」という意味を持っているようだ。日本語を学んでいる中国人留学生が「の」と「な」をどう使い分けているのか、こんど確かめてみたいと思う。
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