- 行動分析学研究の特集号“スキナーを21世紀に活かす”がついに刊行されました。
この企画は,1994年に執筆依頼を開始し,原稿締切日を1995年1月末(結果的には6月頃),その後,オープンリビューの依頼,リプライ原稿の依頼を経て,1996年6月の行動分析学会でお配りする予定となっておりましたが,諸般の事情により,8月下旬に郵送ということになりました。刊行が大幅に遅れましたことについて,執筆者各位にこの場を借りてお詫び申し上げます。また,編集長の小野浩一先生,二瓶社の吉田さんにはたいへんお手数をおかけしました。
- 主な内容は以下のとおりです(敬称略)。
- 【アクションエディタの序言】“スキナーとともに未来を考えよう”長谷川芳典
- 【特別寄稿】“スキナーを21世紀に活かす−−架空講義録−−”佐藤方哉
- 【論文】“高齢者の行動分析−−高齢者の生き方にスキナーを活かす−−”河合伊六
- 【論文】“言行不一致の行動分析”桑田繁
- 【論文】“行動テクノロジーの普及に関する研究と実践の提言”島宗理
- 【論文】“物,事,振る舞い−−情報の扱いに関するSkinnerの知恵−−”久保田新
オープンリビューワーとして,坂上貴之,久野能弘,出口光,R.W.Malott,堀耕治の各氏が執筆されています。