【思ったこと】
980105(月) [生活]正月の過ごし方で思ったこと 今年の正月は、家族4人だけで過ごした。前にも書いたように、息子の受験が間近にせまっているためである。結婚してからこれまでのあいだ、正月といえば殆どの年に妻の実家(北九州)で過ごしてきた。家族だけで過ごしたのは、子どもが生まれてから初めてであったと思う。 例年北九州で厄介になる場合は、私は殆ど家具同然となる(←多少、口数の多い「家具」だが)。正月の準備に貢献することと言えば運転手役となって買い出しにでかけるぐらいで、あとはもっぱら隅の部屋にとじこもって、自分自身のやり残した仕事に没頭する。元旦も朝から仕事だ。 正月に入ると、他の家族や妻の両親のほか、妻の兄弟の家族も訪ねてくる。みんなコタツに足をつっこんで一日中テレビばかり見るようになる。私の方は時たま居間の方に顔を出して、テーブルの上のお菓子やミカンなどをつかみ、「おお、なんと不活発な人々ばかりなのだ」とか「うーむ。正月早々、発展性が感じられないなあ」などとぶつぶつ皮肉を言いながらふたたび仕事部屋に籠る。つまり、私は相当にひねくれた過ごし方をしてきたわけである。 こういうひねくれた過ごし方をする背景には、テレビ番組にあまり関心を持たないということがある。とにかく妻の実家では、朝8時頃から夜の11時頃まで、人さえいればテレビがつけっぱなしになっている。それも大概は義父の好きな歌謡番組、時代劇、お笑い番組などだ。私も自分の家ではないから口出しはできない。居間にいると退屈になるので、結果的に仕事に没頭するわけである。 もっともゴロゴロしたい気持ちが分からないわけでもない。義姉夫婦の場合など、兄のほうは電器屋さんをやっていて大晦日の20時頃まで顧客先を飛び回っている。姉のほうは現役の看護婦だから、三が日にも夜勤が入っている。たまに休みがとれれば惰眠をむさぼるのもやむを得ないところであろう。 今年の正月は家族だけで過ごしたので、「父権の発動」によってテレビは極力見ないということになった。それでも毎日5-6時間は見ていたと思うが、妻の実家で過ごす時に比べれば半減したと言えるだろう。決してテレビが悪いというつもりはないが、1年の始まりからテレビだけに振り回されて受け身的に過ごす正月は、どうも好きにはなれない。 正月というと、殆どの人は初詣に出かける。妻の実家では真夜中1時頃に、「三社参り」といって近所の神社3社を回ってくる。私も数回これにつきあったことがあるが、これは結構きつい。義父も義母もさいきんは体調を崩すことが多いのでできれば控えてもらいたいところだが、三社参りをしないとさっぱりした正月を迎えられないらしい。精神力だけでまわっている気がする。 余談だが、初詣に関してちょっと思い出したことを2つ。
私自身に関しては、今年の正月は、けっきょく除夜の鐘にも初詣にも行かず、もっぱら自宅アパートで過ごした。動物実験用のハムスターに餌をやる必要があったので一日一回は大学まで足を運んだが、その直径1.3kmMほどの円内の区域から全く外に出なかった。これだけ動かなかった正月もめずらしい。 <1/6朝追記>gooでおみくじで吉や凶がでる確率を神社別に調べた所はないかと検索してみたが、件数が多すぎてすぐには把握できなかった。一例としてはこんなところがあったが、URL名とどういう関係があるのだろうか。 |
【ちょっと思ったこと】
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【新しく知ったこと/リンク情報(翌日朝まで)】 |
【生活記録(翌日朝まで)】
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【家族の出来事】
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【スクラップブック(翌日朝まで)】
※“..”は原文そのまま。他は長谷川による要約メモ。誤記もありうるので、言及される場合は必ず元記事を確認してください。
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