【思ったこと】
980522(金)[一般]クレジットカードの氾濫 生協食堂の出入り口付近で、生協の組合員証をクレジットカードつき組合員証(トゥオカード)に切り替える勧誘をやっていた。この手続、手数料一切なし。カードに貼り付ける写真代も無料。そればかりか、VISAまたはJCBのカード1枚申し込むごとに500円の金券が貰える。2枚申し込めば1000円。海外旅行で事故に遭えばそれぞれから損害保険金が出る、ということだから、申込書に書き込む時間さえあれば、決して損はさせないという宣伝文句である。 但し、学生が申し込む場合には注意を要する。年会費が無料なのは大学在学時だけ。卒業後は通常のクレジットカード(VISAの場合は年会費1312円、JCBは1250円)に切り替えられるということなので、うっかり解除手続を怠ると最低1年分の会費が銀行口座から引き落とされることになる。教職員のの場合は退職時まで一切無料ということなので、私も3月に、JCBとVISA両方申し込んでしまった。こんなぐあいで次々と勧誘があるものだから、私自身、現時点で、有効なカードが全部で8枚に達している。カードが増えてしまった理由は、「どうせタダなんだから」というタイプと、「何らかのメリットがあるから」の2種類に分かれるようだ。
で、こういう形でカードをもつことは、私自身の消費行動にどういう影響をもたらすのか考えてみる。しかし、もともとアパートが狭くで物を置けない状態になっているので、そんなに物を欲しがらない。いくら減税があっても、アパートの規格をもっと広くしてもらわない限りは我が家での消費拡大はのぞめないということだろう。 とはいえ、カードがあるとやはり何かしら懐が大きくなった気分になることはあるようだ。もともと、現金で物を買うという行為は、物を手に入れるという正の強化子随伴とともに、現金を失うという正の強化子除去の結果をもたらす。物を手に入れる時のポジティブな効果は、その差分ということになる。カードによって現金の支払いが遅延すれば、正の強化子随伴だけの効果が消費行動に随伴することになり、そのぶん満足感が大きいということになるのだろう。まあ、これは朝三暮四効果、実際は「朝四暮三」効果であって、サルの延長上の喜びに過ぎないわけであるが...。 店舗側はクレジットカードをどうみているのだろう。顧客の囲い込みを狙ったものもあるだろうし、上記のように消費者の財布の口をゆるめる効果を期待しているようにも思える。もっとも、店舗がクレジット会社に支払う手数料は確か5%ぐらいになっていたと思う。少額でカード利用をしようとすると、非常に嫌な顔をする量販店があるのはそのせいだろう。ひところの「PHS=ゼロ円」の勧誘と同様、カード会社が年会費を無料にしても会員を増やそうとしている原因が分かるような気がする。 とはいえ、私の場合、こんなにカードがあっても平等に利用するような煩雑なことはしない。上記のうちの4枚は、この一年間一度も利用したことが無く、財布にすら入れていない。もっぱら利用するのは、やはり利用高に応じたポイントの価値が高い地元信販系カードだけ、ということになってしまう。 最後になるが、少額でも年会費を徴収しているカードの場合は、脱会(解約)の手続をきっちり調べておく必要があると思う。いぜん、某スーパー系のカードに入会したことがあったが、最初は年会費500円なのでまあよかろうと思っていたら、3年目に勝手に会費を1000円に値上げしてきた。ところが辞めようと思っても、どこに連絡したらよいのか、どういう手続をしたらよいのかが明記されていない。結局、問い合わせの電話代とか、使用しなくなったカードを返却するための郵便代などを含めると500円ぐらいはかかってしまった。いちばん最初に述べた学生向けの生協カードの場合、解約手続はスムーズに行えるようになっているのだろうか、ちょっと心配だ。 |
【ちょっと思ったこと】
夕刻、大学の近くの運動公園の周辺に右翼の宣伝カーが繰り出し、拡声器でわめき声のような騒音を流していた。どうやら、共○党の幹部の講演会を妨害するためのようだ。私のアパートは国道からは1000メートル近く離れているはずだが、それでも子供が不安がるほどの大きさである。単色テロリズムの恐ろしさのようなものを感じた。アパートのベランダから録音したわめき声を聞きたい方はこちら(←期間限定公開終了)。 |
【新しく知ったこと】
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【リンク情報】
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【生活記録】
5/23の朝4:49頃、伊予灘で地震。規模はM5.7。山口県光市などで震度4。岡山県内は最大で震度3。最初の縦波の揺れから横波までの時間が、阪神大震災の時よりは長く感じたので、やや遠くであろうと思って数分後にテレビをつけたら、すでに震度の速報が入っていた。地震にも驚いたが、気象庁・NHKの素早い対応にもびっくり。 |
【家族の出来事】
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【スクラップブック(翌日朝まで)】
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