当月のインデックスへ戻る

昨日の日記

6月23日(火)

【思ったこと】
980623(火)[一般]人間界の左と右(4)寄せられた情報・御意見を御紹介
 きょうは、この連載に対して寄せられた情報や御意見を紹介させていただきたいと思う。但し、これだけでは転載onlyになってしまうので、私が昨日「発見」した新たな疑問を1つ。
テレビやディスプレイの電源ボタンはすべて右側についている。ところがビデオデッキの電源ボタンは、左側についている。これは何故だろう???
きょうはまた、学外非常勤講師終了後、近くの回転寿司屋で昼食をとる。皿が右から左に動くのを眺めながら、これが反対向きだったら何か困ることはないかと思案するが、いっこうに名案が浮かばない。余談だが、きょうはイクラが出て無かった。O157がらみの自粛だろうか。

 さて、それでは寄せられた情報を2つほど紹介させていただく。まずは、米国での生活経験豊富なY.Horiuchiさんからの情報。

・右左の疑問はつきませんなあ。

・うちの親父の知人がオーストラリアのパースに回転すし店を開店したのですが、機械は全部日本から持っていったそうです。その時の話では、日本で、あの寿司の回るコンベアを作ってる会社は一社しかないと聞いたような。そうすると、最初に、その会社のオヤヂが決めた仕様がそのまま残ってるのではないでしょうか。

・あとは確かに、飛行機は全部左から乗りますね。あれは、空港のゲート接続の問題があるので、おそらくは国際規格として決めてあるのでは。まあ、大手と行っても、ボーイングとロッキード、エアバスの3社くらいしかないからなあ。

・そうそう、アメリカの車は全部左ハンドル・右側通行ですが、ひとつだけ例外があって、郵便配達の車は右側ハンドルです。これは道ばたの各家庭の郵便ポストに、車に乗ったまま郵便を入れる事ができるからだそうですね。

 まあ、回転寿司のコンベアを作っている会社が1社しか無ければ、その仕様に従うしか無いなあ。今度の土日にでも、そのメーカーのホームページでも探してみるか。
 飛行機に関しては、国内線、国際線、外国の国内線などいろいろ乗ったが、あまり昔のことは記憶に無い。ここ数年のあいだに乗った国内線は皆左側から乗降していたと思う。20年ほどまえに乗ったボーイング727は、おしりのところから乗降したような記憶があるけれど...。しかし、いまのジェット機、右側には乗降口はついていなかったかなあ。左右対称についていたような気もするのだが。
 郵便配達車が右側ハンドルだとは知らなかった。日本では車を運転しながら郵便配達するような町は無いから左ハンドルにする必要は無いかもしれない。ひょっとして有用かと思われるのは、路側帯を気にしながら移動する除雪車。日本の場合は左ハンドルにしたほうが見やすいのではないだろうか。

 もうおひとかた、S.Tsukizakiさんからいただいた情報:

・ちなみにバイクのサイドスタンドは左側に付いています。センタースタンドも(付いているものには)左側から操作するようなものになっています。国によって異なるようなことは見受けられないように思います。

・左右の区別については、先天的な部分と後天的な部分のどちらが比重を多く占めるのでしょうか?生まれたときからこの国で育っている者としては、習慣的な部分に漬かりすぎてわからなくなっていますが....

・小生なども普段使用しているキーボードについてはどうなっているのでしょうか。英文を打つ機会はそれほど多くありませんが、なんとなく左側の方が使用頻度が多いような気がします。

・カメラなんぞは完全に右利き専用ですね

・小生は右利きですが、たまに荷物が多いときなど自動改札の投入口が右利き専用なのに密かに腹を立てています。

 そうか、バイクや自転車のスタンドは車体の左側から操作するようになっているのか。とすれば、この問題にかぎっては車両は左側通行のほうが安全ではなかろうか。
 右利き、左利きの比率とか諸能力との関係については、数年前に心理学関係誌に取り上げられていたように思う。右脳左脳の優位性などと関連づけて長年にわたって研究している方もおられるようだが、最近の進捗状況は不勉強のため把握していない。
 キーボードは、テンキーで数値入力をする限りは右側のほうが多いようにも思う。ただ、マウス(私は最近はトラックボールしか使っていないが)とキーボードを併用する環境では、左側のキー操作が増えるのはやむを得ないかと思う。
 以上とりあえず、お寄せいただいた情報・御意見の第一弾を御紹介させていただいた。今後もぜひ、どしどしとこちらまでお寄せいただければ幸いです。
【ちょっと思ったこと】
  • きょうは野球中継のため、いつも見ている「炎チャレ」が無し。代わりにテレビせとうり系の「火曜ゴールデンワイド:目指せ!あこがれの新生活・見知らぬ大地で愛と勇気の七転び八起き」(←タイトル長すぎ)をチラッと見た。たまたま紹介されていたのは、岡山県美星町の小学校廃屋を利用して障害者のための木工家具を作っている脱サラ夫婦。家具を作るという行動に、完成と使用者の笑顔が見えてくるという行動内在性の結果が随伴することがいかに生きがいとなるかということを痛感した。
  • 6/24朝日新聞に高校教科書検定の話題がとりあげられていた。そのなかで「高齢によって生殖能力をなくした後も、あるいはどんな重い障害をもっていても性や愛の喜びを表現し味わうことができることに気づく」とい申請本が、「家庭科で扱う問題としては、深入りしすぎている」という検定意見によって削除された例が紹介されていたが、こういう重要な問題をなぜ「深入り」と断定してしまうのか、甚だ疑問を感じる。障害者の性については、轟木敏秀さんが詳しく論じておられる(該当ページはこちら)。ぜひいちど読んでいただきたいと思う。
【新しく知ったこと】
【リンク情報】
【生活記録】
【家族の出来事】
(6/23更新)
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。【 】部分は簡単なコメント。)】
  • 町村文相は23日の閣議後の記者会見で教育課程審議会の報告に関連して「私の時は五教科七科目だったが、もっと少なくなっている。今程度の入試が重荷で重荷で仕方がないという人は、無理に大学に進んでいただかなくても結構とさえ思う」と述べた。[6/24朝日]
  • ブリジストン元会長の石橋幹一郎氏の相続税、過去最高の1100億円。相続額では、松下幸之助氏の2449億円に次ぐ1647億円。配偶者控除が無いため、松下氏より納税額が多くなった。[6/24朝日]
  • カナダと米国で戦争体験を証言する予定の二人が「七三一部隊関与」として入国拒否に。[6/24朝日]