じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
ザクロ。昨年いっぱい実ができたため今年は「裏年」にあたる。花の裏側から光が射し込んでいるので黄色っぽく見えた。 |
【思ったこと】
990614(月)[生活]抜け毛防止効果とヨーロッパの最高峰 このところ12時40分頃から昼食をとるので、そのついでにみのもんた司会の「おもいっきりテレビ」の中頃の部分を視ることが多くなった。この番組、時たまタメになる情報を提供してくれることもあるが、半面、科学的根拠がいまいち不明という内容もある。基本的に「○○は体にいい。別にそうしなくてもよいけれど」というポジティブで非拘束型の提言をしているので、眉唾ものでも苦情が来ないのだろう。これがもし、「○○は体に悪い。そんなものばかり食べていると早死にしますよ。」なんていうネガティブな情報ばかり流していたら、それを生産している団体から苦情が殺到するに違いない。 きょうたまたま視たのは「手羽先を食べると女性の抜け毛防止になる」というようなものだった。細かいデータは忘れたけれど、手羽先を1週間食べ続けた2名では、90本ぐらいの抜け毛が20本近く減少し、いっぽう他の部分を食べ続けた2名でも抜け毛が減少したものの、その数は5〜10本程度の幅にとどまったので手羽先の有効性が証明された、というようなことを言っていた。生理的機構のことはよく分からないが、2名ずつの個体間比較で効果を検討するのは無謀きわまりない。また、抜け毛は1本1本独立して生じる現象ではないから、独立性を前提とした統計的検定にはかけられない。こういう時は単一被験体法による個体内比較のほうが実証性が高いはずだが、解説者はそういう検証法を知らなかったのだろうか。 この番組ではほかに「今日は何の日?」というコーナーがある。6月14日は、女性登山家の田部井淳子氏が五大陸(七大陸だったか?)最高峰踏破を達成した日とか言っていた。田部井氏と言えば、アラスカのマッキンレー登頂・帰国時のインタビューで「夕飯のおかずを買ってきました」と発言したことが男女の性役割との関連で議論をよんだように記憶している。 多少気になったのは、ヨーロッパの最高峰はモンブランであると紹介していたことだ。私の記憶では、ヨーロッパの地理学上の最高峰は、コーカサス(カフカズ)山脈のエルブルーズ山5633mでは無かったかと思うのだが...。 なお田部井さんは、世界各国それぞれの国内最高峰登頂に挑戦しておられるという。私にはもはやそのような体力は残っていないけれど、せめて都道府県のそれぞれの最高峰ぐらいには登ってみたいものだと思う。もっとも中四国地方各県の最高峰は、石鎚山、剣山、大山を除くとあまり知られていない山が多い。地元に住んでいる人でも、岡山、広島、島根、山口、香川、高知各県の最高峰をすべて言い当てられる方はそうは居られないと思う。 ※念のため田部井淳子氏HPの中の登山歴を拝見したが、ヨーロッパの最高峰はやはりエルブルース(1989年登頂)と記録されていた。で、けっきょく6月14日は何の日だったのだろう? |
【ちょっと思ったこと】
|
【新しく知ったこと】
|
【5LDKKG作業】
|
【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。)】
|