6月20日(日)
【思ったこと】
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【ちょっと思ったこと】
- 妻と娘は、近くの運動公園にてフリーマーケット。昼過ぎに一度覗いてみたが、あんまり売れていなかった。フリーマーケットというのは捨てるには忍びないような不要品をタダ同然で売り払い、家の中をスッキリさせるために出店するものだが、他の出店から買ったりするので逆に物が増えてしまうこともある。今回は、売り上げは合計千数百円だけ。その額の2倍以上の衣類や装飾品を買ってきた模様。おまけに、隣りに店を出していたお金持ち風の奥さんが、「持って変えるのが面倒だ」とか言って、タダで娘用の服をくれたとか。これじゃあ、店を出すたびに物持ちになってしまうではないか。
今回に限らないが、フリーマーケットには、衣料、おもちゃ、骨董品などの業者も店を出していることが多い。主催者のほうはどう対応しているのだろうか。そのほか、個人の出店に中には、どこかのスーパーから50円ぐらいで買ってきた缶ジュースを冷やして90円で売っている所があった。たまたま暑い日だったので飛ぶように売れていたようだが、フリーマーケットの本来の趣旨からは少々外れるようにも思った。それと、税法上、こういう儲けは全く課税されないのだろうか。厳密には雑所得になるんだろうか。
- 1日遅れになるが6月19日は太宰治が生まれた日(1909年)であり、1948年に玉川上水で遺体が発見された日でもある。何人かのWeb日記作者が太宰の作品にふれておられた。太宰の作品で私が好きなものは『お伽草紙』(同タイトルの文庫本が新潮社から刊行されている)。この文庫本には、日記形式の『盲人独笑』、聊斎志異の超短編を見事にふくらませた『清貧譚』がある。後者は、人に読んでもらうための日記を書くのか自分のために書くのかというWeb日記の根本問題を考える上で有意義な作品だ。このほか角川文庫の中の『ろまん燈籠』というのも好きだ。家族によるリレー小説のようなものだが、それぞれのキャラクターにピッタリな方がWeb日記界にも居られるように思う。
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【新しく知ったこと】
- 法務省の調査によれば、無期懲役が確定した服役囚は平均20年で仮釈放になるが、45年服役が4人、うち1名は50年を超えていることがわかったという[6/21朝日]。日本の法律では、死刑の次に重い刑罰は無期懲役となっている。よく間違えられるが、無期懲役というのは終身刑ではない。実際、『新明解』を調べてみても
無期:特にいつまでと期限が決まっ(を決め)ていないこと。
となっているので、辞書的な意味だけから言えば、懲役1年でも無期刑を満たしているようにも思える。
実際のところは、刑期満了による出獄ではなく仮釈放という形でシャバに出てくることになるのだろうが、「死刑の次に重い刑罰」が終身刑で無いというのは、被害者の遺族や庶民感情から言えばちょっと差が大きすぎるようにも思える。外国では刑期を合算して「懲役99年」というような判決もあったと思うが、この点、一部に廃止論のある死刑を存続させている日本が無期刑や有期刑については比較的「甘い」制度を維持しているのは何か理由があるのだろうか。
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【生活記録】
- 父の日のプレゼントは定番のポロシャツ2枚。他に娘からキーホルダー型の時計をもらったが、電池を替えても液晶が表示されなかった。
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【5LDKKG作業】
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【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。)】
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