「即席評論家」に関する資料
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- まついさんの2/7の日記より
新潟での監禁事件、京都での刺殺事件に続き、今度は草加事件民事訴訟の差し戻しである。八年半振りの判決破棄であることに加え、二審での誤判、警察、検察による自白誘導も指摘されており、即席評論家にとっては格好の素材かと思う。へっ。
繰り返しになるけれど、こうしたセンシティブな事件をネタにするということがどういうことなのか自覚するべきだ。報道と違い、個人の発信するコトバは批判や検証を受けることがない。それ故に、殊更自戒すべきなのだ。
そうした見識を持ち合わせていない人間の感覚を疑う。出来れば関わりたくないとさえ思う。その癖、わざわざ指摘して関わってしまうあたり、僕自身どうしようもない矛盾した側面な訳だが。
- わたしの「日記読み日記」2/8
Web日記作者なんて(私がマイニッキエンジンを通じて拝見している方以外のことは分からないけれど)殆どが即席評論家なんじゃないかな。私はその存在を肯定的に評価した上で日記読みを続けているんだけれど...
- RANDOM ACTさんの、まついさんの上記日記についての感想2/7
音羽、京都、新潟、と事件が起こる度に日記ネタとして恥ずかしげもなく自分の意見を述べてしまう素人評論家には辟易。そんなに日記猿人をワイドショーの場にしたいのだろうか。表現の自由、と言われればそれまでだが、余り自由を履き違えすぎないことを祈る。
- RANDOM ACTさんの、長谷川の日記読み日記についての感想2/9
!!▼「じぶん更新日記“日記よみによるじぶんの更新”編」_00208<わたしは即席評論家である。また即席評論家であり続けたい、とも思っている。しかしながら、命が奪われた、もしくは失われた事件に対して、軽々しくうがった意見を述べるつもりはないし、またそうする人々を心の底から軽蔑している。何故私が評論家気取りで語りをいれないか?それは命の大切さを知っているからである。また、常に命の尊厳を一番重いものとして受けとめていたいからでもある。【後略】
- まついさんの2/9の日記より
事件を我が身のものとして想像してみればいい。安易な評論や干渉、詮索が如何に残酷なことか、如何に無神経な、被害者や遺族の尊厳を無視した行為か、想像するに難くない筈だ。
仮定や憶測で事件を推し量ろうとし、噂話やワイドショーと同次元のレベルで話のネタにする。如何にも他人事な同情論を垂れ流し、如何にも第三者な批判を展開する。被害者や遺族を前にして出来る行為なのか、少し考えれば分かりそうなもの。其れを肯定的に評価することなど僕には出来ない。
しかし一方で、そういう愚かしい衝動は誰でも持ち合わせているもの。僕自身がこうして書き連ね、恥ずべきことだと自覚しつつ晒している。其れ故に、先日は「業」と表現した。僕もまた即席評論家なのだ。