じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
康定(カンディン)から炉霍(ダンゴ)に向かう途中で、この旅行として初めて4000m以上の折多山峠(4298m)を越えた。峠付近の丘に咲くリンドウ系の花。8月6日10時57分(日本時間)撮影。西寧で買ったチベットの花の図鑑によれば、この花の中国語名は「天藍竜胆(竜胆はリンドウのこと)」、学名はGentiana caelestis。
※写真の左端に移っている黄色い花はタンポポ。ありふれているのであまり写さなかったが、3000〜4500mの高地でも多数咲いていた。在来種なのか、トラックの積み荷などにくっついて平地から運ばれてきたものなのかは不明だが繁殖力旺盛。カラコルムハイウェイのカラクリ湖でも見かけた。 [※8/26追記]関連サイトがこちらにあり。 |
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【8月10日 セルシュ〜玉樹】
セルシュ(標高4200m)からアンバ・ラ(標高4,600m)に至る途中に見た「星状雪兔子」(Saussurea stella)。茎のない変わった姿をしている。 |
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【8月10日 セルシュ〜玉樹】
セルシュ(標高4200m)からアンバ・ラ(標高4,600m)に至る途中、美しい花をたくさん見た。ここにある写真は野生のデルフィニウムの一種。デルフィニウムの名前は蕾の形がドルフィン(dolphin)に似ていることに由来するという。『西蔵野生花卉』掲載の写真の中では、展毛翠雀花(Delphinium kamaonense var. glabrescens)がよく似ていた。後ろに見えるのはタルチョとマニ石。 |