じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 文学部耐震改修工事二期分進捗状況:連休中の帰省から戻ったところ、西側部分のフェンスがすべて撤去されていた。あとは、内装と中庭整備だけか。


2013年02月11日(月)

【思ったこと】
130211(月)NHK朝ドラ「純と愛」で出現した「純愛熱中症」と「アンチ純愛症候群」(8)このドラマは「夢オチ」となるのか?

 「純と愛」もいよいよ残り7週となった。今週(第20週)は「里や」の再建に向けていろいろな展開があるようだが、なかでも、いままで二文字熟語しか発しなかった謎の女性チュルチュルさん(←セリフを言うだけならこの私でも代役がつとまりそう)の一世一代の大舞台が盛り込まれているようで大いに楽しみである。

 さて、残りわずかとなり、このドラマがどういう終わり方をするのか、いろいろ囁かれるようになってきた。一番無難な終わり方は、
「里や」の再建で大きな功績をあげた純は、某ホテル王にその実力を認められ、宮古島に新しく建設されるホテルの社長に抜擢される。いろいろな困難はあるが、なんとか乗り切る。狩野家と待田家も宮古島に移り住み、みな仲良く暮らすようになりました。めでたし、めでたし!
であるが、遊川和彦がそんな平凡な終わらせ方をするとは到底思えない。最後の週で、視聴者を驚かせるような、どんでん返しがあるのではないだろうか。

 そんななか、昨日拝読した某ブログの中で、「夢オチ」の可能性が指摘されていた。根拠(伏線?)があるとしたら、平成2年生まれのはずの純が「23年間・・・」と語っていたこと。また、オオサキホテル就職が平成25年4月になるはずなので、昨年10月からの半年間に起こったことはすべて夢であったというオチ。すべて夢であったことにすれば、善行(純の父)は生き返るし、晴海(純の母)の認知症は無かったことになる。愛(いとし)の超能力?も、夢の中の出来事ということにしておけば、それほど不自然さが出てこない。

 ではどういう展開となるのか。文才の無い私ではあるが、いちおう推測してみると、
  • 【宮古島での新しいホテルが軌道に乗ったあと】...
  • 携帯の呼び出し音が鳴り響き、純はベッドの上で目を覚ます。なんとそこは、大阪のホテルの一室であった。電話の主は善行。オオサキホテルでの面接試験がんばれという励ましの電話だった。えっ、お父ちゃんは死んだはず、ここはどこ?、とあたりを見回し、それまでのことがすべて夢であり、現実の自分は、就職試験のため大阪に来ていることを悟る。純は面接試験の時間にギリギリとなっていることに気づき、慌てて会場に向かう。現実の純のきょうだいはみなまっとうな生活をしており、善行も晴海もやさしい両親であった。

  • オオサキホテルの面接会場には、夢の中で出てきたオオサキの社長、また、面接を受ける側には田辺千香もいた。しかし、夢の中のドタバタと異なり、面接試験はいたって厳粛に行われ、純もまともな受け答えをして無事に合格。

  • オオサキホテルでの仕事に慣れた頃、純は、神戸にある待田家を訪ねてみた。応対に出たのは誠であったが、夢の中の誠とは全く異なり、礼儀正しいお嬢さんであった。そこで対面した待田健次・多恵子夫妻も、夢の中とは全く違っていて、きわめて温和で親切そうな人たちだった。純が、「待田愛(いとし)くんのことが知りたくでおじゃましました」というと、夫妻は、「愛(いとし)はもう何年も前に白血病で他界しています。」 純が「それは、双子の兄弟の純くんではないですか?」と尋ねると、「愛(いとし)は双子ではありません。きょうだいは誠だけです。」

  • 待田夫妻の話でショックを受けた純は、今度は「里や」のあった大正区を訪れてみる。町並みは夢で見た場所とそっくりであったが、肝心の「里や」はあとかたすらなかった。

  • それから数ヶ月後のこと。ホテルの急ぎの用事で路上を走っていた純は、若い男性とぶつかる。起き上がって顔を合わせた相手は、なっなんと、愛(いとし)そっくりであった。純はビックリ。愛(いとし)そっくりさんは静かに微笑む。そして純も。...終わり。
 なお、「冬ソナ」のラストを書き換える試みがこちらにあります。併せてご高覧いただければ幸いです。

 次回に続く。