じぶん更新日記・隠居の日々
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【本日の話題】明け方の月の形の変化/最近視聴したYouTube動画(8)岡田斗司夫さんの動画をもとに宗教について考察する(6)死とは何か?

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 このところ明け方に晴れることが多く、2月14日から22日までの9日間のうち2月18日以外の8回、月の写真を撮影することができた。空が比較的明るいのでコンデジでも月の輪郭がはっきり撮れる【空が暗い時は月が明るすぎて輪郭がぼやけてしまう】。
 なお月齢は、2月14日が15.4、2月22日は23.4となっている。【満月は2月12日、下限は2月21日】。

2025年02月22日(土)




【連載】最近視聴したYouTube動画(8)岡田斗司夫さんの動画をもとに宗教について考察する(6)死とは何か?

 昨日に続いて、最近視聴したYouTube動画の感想・考察。引き続き、岡田斗司夫さんの動画をネタに宗教についての考察を進める。

 本日は、昨日からのつながりで「死後の世界」について考察する予定であったが、その前に「死ぬとはどういうことか?」をはっきりさせておく必要がある。岡田さんの関連する動画は以下の通り。但し切り抜きの形で多数配信されており、すべては把握できていない【準不同、適宜追加の予定】。
  1. 死ぬのが怖いの?いやぁ、羨ましいですねぇ【岡田斗司夫 / 切り抜き / サイコパスおじさん】
  2. 【岡田斗司夫が語る 死の正体】完全解説編総まとめ【作業用 睡眠用 岡田斗司夫 切り抜き サイコパス 未来予測 マインド ホワイト社会 人生相談 悩み相談 炎上 恐怖 不安】
  3. 【前世は存在し得るのか】岡田斗司夫の死生観と輪廻転生論について【岡田斗司夫切り抜き/切り取り/スピリチュアル】
  4. 『その時はある日突然やってきた』死に対して斗司夫が導き出した答え【岡田斗司夫 切り抜き サイコパス 余命 葬式 】
  5. 【岡田斗司夫】死後の世界の抱える問題!!人間は3度死ぬ…死者の国の超高層建築の光と影??【切り抜き/オタキング/リメンバー・ミー】


 本日は上掲の動画のうち、1.の中から私にとって参考になったご発言を抜き出させていただく【要約・改変あり】。
  1. 死ぬことって、僕にとってはマリオのゲームオーバーみたいなもので、あー終わっちゃったという感じに近い。
  2. 【死ぬのが怖いという質問に対して】例えば80代で死んだら90代の人生が味わえないというか、90代のステージが見れないとか、あっマリオの80代ステージで終わっちゃった、90代でどんな面白い冒険があるのか結局見られなかったよ、というように残念だと思うけれど、死ぬのが怖いというより、もし死ぬことが決まったらもう頑張らなくてもいいという安心感がとてつもないと思う。死ぬのが怖いというのは、よっぽど今生きていることが楽で楽しいのかな、と羨ましく思う。
  3. あんまり死ぬことは怖くない。それはそこで終わりだから。生まれ変わりとか死後の世界も特に信じていない、そんなのはあるかどうか分からない。【信じている人は】楽しみにしれいればいいし、無けりゃ無いで構わないんじゃないかと思う。
  4. 死ぬのが損ということは分かる。死ぬとこれまで貯めたコインが全部無くなって損するっていう感じは分かる。これまでやってきたことを【が】無駄になっちゃうよとか、損だっていう気持ちと、溜めた借金が帳消しになるからラッキーっていうのが両方ある。果たせなかった夢から解放される落差もある。つまり貯めたものが無くなって損をする感じと、溜めていた自分に対する負債が無くなる解放感ど両方あるので、ちょうどプラマイがゼロになる感じがする。そうなると残るのは「これだけやっておきたかったな」っていう、すごいくだらないエゴイスティックな最後のほんのちょっとしたもの、たぶん本当につまんないことだと思うけれどそれだけがお釣りのようなもの、金額にしたら63円ぐらいのものがチャリーンと出てくると思っている。
  5. そう考えると、死というのは破産宣告でも在庫整理でもなく、引っ越しのような荷物整理に近いような感じがする。しかし引っ越し先がどうなるか、つまり死んだ後どうなるかというのは分からない。分からないものに対して僕は、悲観的な予想は損だと思っている。例えば死んだら何も無くなるということを凄く辛く捉えているのであれば「死んだらまた次の世界がある」と考えたほうがいいいし、いやこれが無限に続くのが嫌だよって思うんだったら「死んだら無くなる」っていうふうに考えたら得だと思う。【死後の世界があるかないかはどうせ分からないんだから】自分の性格・性分において死後の世界っていうのをなんとなく考えたらいいんじゃないか。
なおこの動画の後半は「死なないための考え方」という別の話題に移行しているので、今回は省略させていただく。

 ここまでのところでいったん私の考えを述べさせていただくが、死というのは
  1. 死んでいく人の立場から見た死
  2. 死なれる人(遺族)の立場から見た死
という2つの側面から考える必要がある。上掲の引用はこのうちの1.に関する内容である。いっぽう「天国のお父さんが見守ってくれる」とか、「いずれ私が死んだら天国でまた語り合いましょう」などは、遺族の立場からの捉え方ということになる。今回は1.について考察する。

 上掲の「死ぬとこれまで貯めたコインが全部無くなって損した」とか、「これだけやっておきたかったなっていう、すごいくだらないエゴイスティックな最後のほんのちょっとしたものが残る」といった感覚は、私も大いに共感できる。もっとも厳密に言うと、これはまだ死ぬ前、まだ意識がしっかりしている時に感じるかもしれないことであって、死んでしまった瞬間は、定義上何も考えないし何も感じることはない。なので、死ぬ直前にジタバタしないためにも、日頃からちゃんと気持ちを整理し、自分の代わりを務めてくれる人がいればちゃんとお願いし、不要な物品があれば廃棄する、というように「思い残すことが無い」ように終活をしておく必要があるように思う。

 ところで岡田さんは、

貯めたものが無くなって損をする感じと、溜めていた自分に対する負債が無くなる解放感ど両方あるので、ちょうどプラマイがゼロになる感じがする。残るのは「これだけやっておきたかったな」っていう、すごいくだらないエゴイスティックな最後のほんのちょっとしたもの、たぶん本当につまんないことだと思うけれどそれだけがお釣りのようなものとして残る。

と喩えておられたが、うーむ、貯金が100万円で借金も100万円であるなら一次元世界の足し算・引き算なのでプラマイゼロにできるだろうが、人生における経験の蓄積と自分に対する負債はもっと多次元であり、例えば豪華な食材と粗大ゴミの両方をどうにかしようと思ってもそれぞれ別々に対処する必要がありプラマイゼロにはできない。そういう差し引きではなく、「プラス」の部分も「マイナス」の部分もそれぞれ独立してゼロになるまで薄めていく必要があるのではないかと思う。

 私自身は「死は怖い」とはあまり思わないが、死の間際の苦しみはできるだけ避けたいと思っている。おそらく一番楽な死に方は、寝ているうちに隕石が落下して即死になることかと思う。人為的な手段としてはギロチンで瞬時に首を切り落とされることかと思う。もっとも2022年8月10日の日記で言及したように、ギロチンで切り離された頭部でもしばらくは意識が保持される可能性があるらしい。これらに対して、病気で死ぬ人は、程度の差こそあれ、長時間苦しむことになる。最近では緩和ケアの技術が進歩しているのでそれほどでもないかもしれないが。なお老衰で死ぬことが最善と言われることもあるが、こちらの記事に「元気でいて急に衰えるわけではなく、死のかなり前から全身が衰え、不如意と不自由と惨めさに、長い間、耐えたあとでようやく楽になれるのです。」と記されているように、それなりに苦しみがあるようだ。

 死に至るプロセスが苦痛を伴うのは、生物の宿命とも言える。この日記に何度も書いているように、生きることより死ぬことのほうが快楽であるような生物が地球上に出現したとしても、さっさと消滅してしまう。死は苦痛であり苦痛から逃れるように最大限に頑張るというように進化した以上、少なくとも哺乳類では、死の苦痛を消し去ることは原理的に不可能と言える。

 不定期ながら次回に続く。


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