じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 6月25日(火)夜からの雨は、26日の15時頃には止んだ。けっきょく合計雨量は92.5ミリに達した。気象庁統計によれば、この雨で岡山の6月の雨量は6月26日までで314.5ミリとなり、平年値の171.5ミリを大幅に上回った。

 今年は4月から極端な少雨傾向が続いており、4月と5月の雨量は、それぞれ58.0ミリ、22.0ミリにすぎなかったが、6月のこれまでの雨量を足すと394.5ミリとなり、平年値の3ヶ月の合計388.8ミリ(4月、5月、6月の平年値はそれぞれ、92.3ミリ、125.0ミリ、171.5ミリ)を上回った。今後は、梅雨明けがいつになるか、それまでにどの程度の雨が降るのかが気になるところだ。

 写真は26日夜、雨上がりでよく晴れた空に輝くさそり座。最近のコンパクトデジカメは、夜景モードでこれだけの星を撮れるからスゴイ。3等星はもちろん、4等星もかなり写っている。



2013年06月26日(水)

【思ったこと】
130626(水)6月に視たテレビ番組から(1)食中毒/琵琶湖の野ゴイ/幻の大陸/うかい鳥山

 学会・研究会等の報告・メモを連載していて、その間に視た番組の感想を書くことができなかった。以下、順不同で、印象に残ったものをいくつか。
  • 【6月12日放送】NHK「ためしてガッテン」こんなのアリ!?食中毒 信じられない新常識!

     食中毒を防止するには、何度も加熱すればよいと思っていたが、中には、加熱すると芽胞をつくり、温度が下がってから繁殖する「ウエルシュ菌」もあることを知った。我が家の台所など、まさにウェルシュ菌培養所? このほか、見た目やニオイでは安全のように見えても、黄色ブドウ球菌が潜んでいる場合もあるようなので要注意。「中途半端な手洗いだと、くぼみから出てきた菌がしっかり洗い流されず、かえって手の表面に広がってしまうことがあるのです。」というのも、私に当てはまりそうな警告であった。

     「ためしてガッテン」は昔から視ているが、最近は、なんだか、民放まがいの「注目を集めようとして騒ぎすぎ」、「効果の強調しすぎ」という印象があって視る機会が減っていたが、この回の放送は大変参考になった。

  • 【6月2日放送】NHK「サイエンスZERO」絶滅の危機! 日本のコイ
     琵琶湖に昔から棲んでいてシーボルトも別種として報告していた(←学界では認められなかった)「野ゴイ」が他のコイとはDNAが異なる「新種」、もしくは「別種」「原種」であるらしいということが分かったというような話だった。琵琶湖は水深が深いため、水深の浅いところに棲む一般種のコイとは棲み分けができていた可能性も指摘された。もっとも、その発見の発端は、コイヘルペスで死亡した琵琶湖の鯉に「野ゴイ」が多かったことにあるというから、絶滅の危機もある。

     ちなみに、日本の川や池に棲息する一般種の鯉は、古くから養殖用に品種改良されたものであり、餌を投げれば寄ってくるし、水から出して新聞紙でくるんでおいても、再び水中に放せば泳ぎ出す(野ゴイではそんなことをすればすぐ死んでしまう)などの特徴があるという。そういや栗林公園の鯉など、どうみても野生ではなかったなあ。

  • 【6月23日放送】NHK「サイエンスZERO」独占密着! 深海に眠る「幻の大陸」

     タイトルがスゴイので楽しみにしていたが、実際に分かったのは、「リオグランデライズ」で角張った石英(流されてきたのではなくそこに花崗岩がある証拠。よってそこが陸であったという証拠)が発見されたという程度であった。大陸が移動していくなかで、何らかの陸地が海に沈んだことは確かだが、うーむ、それを伝説のアトランティス大陸と結びつけるのは少々無理があるように思えた。

  • 【6月19日放送】NHK 「TOKYO EYE」Tokyo nature -- Part 2: Mt. Takao

     番組の終わりのほうでうかい鳥山が紹介されていた。子どもの頃、営業を始めて間もない「うかい鳥山」に連れて行ってもらったことがあった。串焼きがあったこと、帰りがけに、近くの小川で小魚をすくって、世田谷の自宅の防火用水槽で飼った記憶がある。当時は、切り開いた山林の中に離れのような座敷がいくつか建てられているだけであった。念のためこちらの社史を拝見したところ、「昭和43年3月東京都八王子市に株式会社うかい鳥山を設立」とあり、この時が創業だとすると私は高校1年生になっていて記憶とは数年ほどズレている。もっと前から別の形で営業していたのか、あるいは、高1の時に訪れたのかは定かではない。