じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
【思ったこと】 131218(水)私の心が聞こえる?(6)ついに最終回 テレビせとうち(岡山・香川限定)で放送されているこのドラマが、水曜日で最終回(第30話)となった。 まず一言で、本当にいいドラマだったなあと思う。こんな素晴らしいドラマがなぜもっと話題にならなかったのか不思議でならない。おそらくその一因は、地デジ番組表やYahoo、TVガイドなどが、間違った概要を伝えていたことにあるのではないかと思わざるを得ない【昨日の日記参照】。このほか、登場人物の関係が少々複雑で、途中から見始めても筋がよく分からないという難点もあったかもしれない【12月10日の日記参照】。 このドラマの魅力はいろいろあるが、個人的には
韓流ドラマといえばなんと言っても冬ソナである。しかし、冬ソナは、チュンサンとユジンが再会したところでメデタシメデタシではあるが、その先に想定される結婚生活がハッピーな毎日になるかどうかは甚だ疑わしい。けっきょくあのドラマは、高校生時代の初恋の相手と再会した相手が同一人物であること、その同一性の確認を経て初恋が成就したからこそハッピーエンドなのであって、エンドの後にこれ以上の発展は何も無い。たぶん新婚旅行に出かけても海辺でごろごろしたり、鯛焼きを買って食べたり、ぐっすり寝込んでしまって翌朝に置いていかれても知らない程度の展開にしかならないだろう【←2013年7月26日と27日の日記参照】。さらに2人が正式に結婚したとして、お互いにどういう役割を果たしていくのかも心許ない。 いっぽう、今回のワタココも、最終回で幼年時代の初恋が成就したかような台詞もあることにはあったが【13歳の時、カエルを追いかけてたら、9歳の美女と出会って...ペダルを踏まずにオルガンを...そして...そのチビが大切な宝をなくして・・僕が宝とその美女を・・助けたんだ。その美女がお礼に自分の1番、大切な宝物をくれた。...】、実際には、2人の恋愛は大人になってからのやりとりの中で新たに芽生え、いろいろな経験を経て深まっていった。であるからして、ハッピーエンドの最終回のあとも、この2人が毎日とても楽しそうに過ごし、かつ、お互いの役割をしっかり果たす姿が思い浮かんでくる。だから、冬ソナのようにキスシーンで完結する必要がない。ハッピーエンドがそのまま、ハッピースタートといってよいだろう。 なお、今回のテレビせとうちの放送は、オリジナル版をかなりカットしていたように思われた。こちらの情報によれば、第29話〜最終話では
※おまけ このドラマで好きになった曲2つ【画像クリック後に音楽が再生されます。音量ご注意】
次回は未定だが、この連載は続く。 |