じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 今年の冬至は12月22日の02時11分であったが、22日の朝は東の空に雲が少しあって、完璧な日の出を撮影することができなかった。写真上は23日の写真であり、実質的にいちばん南の方位からの日の出となった。ちなみに、岡山の日の出は07時08分だが、その方向に低い山があるため、この場所からの日の出は07時15分頃となる。
 写真下は、太陽が運動公園(カンスタ)の照明灯に重なった光景。



2013年12月22日(日)

【思ったこと】
131222(日)高校駅伝とNHK杯将棋

 22日(日)の午前中は、NHK総合で高校駅伝・女子、EテレでNHK杯将棋トーナメント 羽生善治 三冠vs大石直嗣 六段の放送が同時に行われた。同時には視られないので、とりあえず生中継の高校駅伝を視聴し、NHK杯将棋のほうは録画して夕食時に再生視聴したが、どちらも素晴らしい内容だった。

 高校駅伝・女子のほうは何と言っても地元岡山の興譲館の活躍が期待された。1時間6分54秒の豊川(愛知)には及ばなかったものの1時間7分51秒で堂々準優勝。これで興譲館の表彰台(3位以内)は10年連続となった。オリンピックで言えば10大会連続のメダル獲得ということになり、長年にわたって築き上げたチームワークの成果と言うことができる。

 いっぽう、NHK杯将棋のほうでは、なっなんと、羽生三冠(順位戦A級、竜王戦1組)が順位戦C級2組、竜王戦4組で羽生より19歳年下の大石六段に負けてしまった。【詳細解説はこちら】。大石は1つ前に行方に勝っていたが、この時は、行方のほうに「この後はちょっと並べたくない はぁ〜 見たことないこんなの」と落胆するほどの大悪手があり、大石の勝利はラッキーだったようにも見えた。今回は、羽生三冠のほうにはこれといったミスは無く、実力で大石が勝ったようにも見えた。

 ちなみにウィキペディアによれば、大石六段は2012年までは4段であったが、

...広瀬戦(2013年4月22日)の勝利で四段昇段後公式戦100勝目となり同日付けで五段に昇段。

さらに5月15日、第26期(2013年度)竜王戦5組準決勝で千葉幸生に勝利し、昇級が確定。ランキング戦連続2回昇級により、同日付けで六段に昇段した。わずか3週間で2回の昇段を果たした。
というスピード昇段で知られている。【併せて5月20日の日記参照】。現時点でC級2組で7戦全勝しており、今後の活躍が大いに期待される。

 さてこれで、NHK杯将棋では、前回優勝の渡辺明NHK杯に続いて羽生三冠が敗退してしまった。今年の優勝が誰になるか、まことに興味深い。本命は現時点で将棋界最強者と言ってよさそうな森内俊之・竜王&名人であろうが、三浦、郷田、丸山、屋敷といったベテラン勢と、進境著しい大石、豊島、村山、船江といった若手との対決も大いに見ものである。

 私の大胆な予想は、準決勝は、森内vs豊島、三浦vs大石、決勝は、森内vs三浦で、持ち時間が少ないNHK杯では三浦のほうが有利とみて、三浦優勝。