じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 これからの私の人生を表す「活動の束モデル」。A〜Hはそれぞれの活動(あくまで例示)。縦軸は活動総量、横軸は年齢を示す。右は「枯葉で作る私の人生のカタチ」【2011年11月15日の日記参照。やまだようこ先生の最終講義(動画・音声注意)を併せて参照。】


2014年1月1日(水)

【思ったこと】
140101(水)これからの人生は、活動の束モデルで

 このWeb日記は1997年から執筆しており、正月旅行に出かけた年を除いて毎年、年の初めの日記に「新年の抱負」を書いているが、2014年といっても特別の変化があるわけではない。私の人生観はほぼ固まりつつあり、2012年の元日に書いたことと大きな変更はない。

 その後もいろいろ考えてはみたが、私の場合、これに代わる「人生のカタチ」は当てはまらないように思う。上掲のモデルの特徴は、以下の通りである。
  1. 人生は、いくつかの活動の束から構成される。【左上図のA〜Hに例示したようなもの。但しあくまで例示であって、私自身の具体的な活動内容をカテゴライズしたものではない。】
  2. それらの活動の束は相互に連携する部分もあるが、基本的には独立しており、1つの束が途切れたからといって、他の束が致命的なダメージを受けるわけではない。
  3. それぞれの活動の束には始まりと終わりがある。
  4. 活動の束の終わりには、達成型もあれば、断念型もある。達成型は、努力の積み重ねにより継続されてきた活動が、目標達成によって完了すること。いっぽう断念型は、やむを得ない事情(外部環境の変化、病気や怪我や老化など)によって、その活動の継続を断念することを意味する。
  5. それぞれの活動の束には、何十年にもわたって継続するものもあれば、数年で終了するものもある。必ずしも一貫性を必要としない。
  6. 活動の束を横から見れば上掲の図のようになるが、じっさいはチューブのような構造になっていて、それぞれの時点の断面(左上図の右上)において、他者や外部環境と関わりが示される。
 そういえば12月30日の朝、NHKで

ドキュメンタリー同期生「俺は間違っていない〜スキージャンプ 長野五輪組〜」

という番組を放送していた【12月24日の再放送】。長野五輪スキージャンプ団体で金メダルを獲得した船木和喜氏(38)は、その後、プロとして独立したが、生活は必ずしも楽では無い。時にはデパートの食品売り場などで実演販売をしながら競技生活を続けようとしている。いっぽう、長野五輪直前に補欠に回されてメダルを獲得できなかった葛西紀明氏(41)は、いまなお現役として次のオリンピック出場を目ざしているとか。ちなみに、同じ団体金メダルを獲得した 岡部孝信氏は現役継続、斉藤浩哉氏と原田雅彦氏は現役引退しコーチや解説者に転じておられるとのことである。

 このほか、マラソン選手の中にも現役継続のために日々並々ならぬ努力をしている方がたくさんおられるようだ。人それぞれの道があるし、私なんぞにはとうてい至ることのできない境地であろうから、その人たちに何かをアドバイスするようなことは全くできないけれども、とにかく私自身はそういう一本道を進むタイプではない。現状において、できることを頑張ることしかできない。