【思ったこと】 14026(日)屋根部屋のプリンス(7)ドラマのトリビア(1)
昨日の続き。今回は、このドラマに関する雑学的知識についてのメモ(その1)。
- 「パク・ハ」を親しみを込めて呼ぶ言い方
韓国語のことはまったく素人だが、親しみをこめて相手を呼ぶときに、「ユジン」は「ユジナ」、「チュンサン」は「チュンサンガ」というように、「アー」(発音によっては「ヤー」?)をつけることを学んだ。しかし、「パク・ハ(朴荷)」の場合は名前が「ハ」だけなので、「ハアー」や「ハヤー」では短すぎてちょっと変。でもってどう呼ぶのかと、二カ国語韓国語版で注意深く聞いてみたが、どうやら、苗字と一緒に「パク・ハ・ヤー」と呼んでいるようだ。育ての親のコン・マノクが、自分の娘であるにも関わらずそのように呼んでいた。
- パク・ハさんの流暢な英語
日本語吹き替えでは英語部分も日本語にされてしまうが、二カ国語放送もしくは字幕完全版で視聴すると、いくつかの回で、パク・ハの流暢な英会話を聞くことができる。英語の発音は、留学経験の長い義兄(実の姉のダンナ)から教わったということだが、ネイティブスピーカー並みの発音には驚いてしまう。そう言えば、日本人で一番英語が上手なのは渡辺謙さんだという伝説がある。俳優さんは人並み以上に上手に発音できる力を持っているのかもしれない。
- ヨン・テヨンのスケッチのサイン
ヨン・テヨンの英語表記は「Yong Tae-yong」であり、なぜ「E・O」というサインをしているのか疑問に思っていたが、これはアルファベットのイニシアルではなくて、テヨンのハングル表記の一部に由来するとのことが分かった。
- 足踏み洗濯
パク・ハが足踏み洗濯する場面が14話や19話で出てくる。ハイテク化の進んだ韓国で今さら足踏み洗濯というのは不自然だと思っていたが、白衣民族と呼ばれる韓国ではいまでも足踏みで丁寧に洗う習慣があるとか。
- 「あんぽんたん」という訳語
これは韓国語の「モンチュンイ」にあてた日本語訳ということだが、訳語の選択には苦労したのではないかと思う。文脈から言えば「お馬鹿さん」でもよさそうだが、日常的によく使われる言葉では、キーワードにはなりにくい。かといって、知的障がい者を侮辱するような言葉や、相手に不快感を与えるような罵りの言葉であっては困る。
次回に続く
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