じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 「岡大観音」と月と金星。2月25日と26日の早朝の月と金星。今回は2月26日14時23分に0°21′まで接近する。なお、「岡大観音」については2011年5月31日の日記参照。また、その後ネットで検索したところ、こちらに「岡山大学学生寮同窓会2010の記事」が、また、こちらに、北津寮(ほくしんりょう)と女子寮の当時の写真があり、旧・北津寮が一般教育棟構内の南東角グラウンド付近、旧・女子寮が馬術部・馬場付近に存在していたことが分かった。


2014年2月26日(水)



【小さな話題】

ソチ・オリンピック、いつの間にか終わる

 ソチ・オリンピックが2月23日に終了したとのことであるが、私自身はこの種のスポーツ競技にはあまり関心が無く、結局、競技の中継を観たことは一度も無かった。もちろん、テレビのニュースで、羽生選手が金メダル、葛西選手が銀メダル、あるいは期待されていた選手が残念な結果になったといったことは知っていたが、ニュースで伝えられた程度にとどまった。

 2月10日の日記にも書いたが、私はどうも、他者との相対比較の中でメダルの色が変わってしまい、それによって周囲の評価も変わるという世界はあまり好きではない。もちろん、メダルを取れるレベルに達するためには想像を絶する努力を続けることが必要でありそのこと自体は大いに称えるべきだとは思うが、金メダルが取れたから良かった、銀メダルは残念でもう一度チャレンジというような発想は、私には思い浮かばない。

 そのほか、オリンピックというと、どうも、国どうしの争い、あるいは、日本人選手が登場する種目ばかりが強調されるように思うが、私は本来、国別にとらわれず、競技の魅力や選手個人の努力を称える放送をしてほしいと思っている。このあたりのことは4年間前にも書いたところだ。オリンピック憲章〔 2011 年 7 月 8 日から 有効版〕の一部を再掲すると、

6 オリンピック競技大会
1. オリンピック競技大会は、個人種目または団体種目での選手間の競争であり、国家間の競争ではない。オリンピック競技大会では、各 NOC によって選ばれ、IOC がその参加を認めた選手たちが一堂に会する。選手は関係 IF の技術的な監督下で競う。





タジキスタン

 2月25日放送のありえへん∞世界で、タジキスタンの話題を取り上げていた。こちらの記録に、
中央アジアに位置する「タジキスタン共和国」はソ連崩壊後、タジキスタンは共和国として独立。しかし民族同士の紛争が勃発。その紛争を止めるべく、一人の日本人男性が立ち上がった! その男性は秋野豊さん、現地ではラストサムライとして現在でも多くの人の心に生き続けている。彼はなぜ遠く異国の地タジキスタンの独立に命を捧げたのか?
とあるように、タジキスタンと言えば、ソ連崩壊後の混乱と、秋野豊さんのご活躍が記憶に新しい。

 私自身は、旧・ソ連時代に一度、ドシャンベに3連泊したことがあり、1998年7月23日の日記でもこのことに言及していた。あの当時は、旧・ソ連の統制下ではあったが治安は抜群に安定していた。秋野さんの貢献もあり、最近では再び安定を取り戻しつつあるようだが、それでも、こちらの安全情報によれば、国土の大部分は「渡航の是非を検討してください」となっていて、旅行先としては躊躇せざるをえない。もっとも、昨年、トルクメニスタン旅行の帰りにタシケントでパミール・ハイウェイとワハーン渓谷参加者の方々と同じ飛行機に同乗させていただいたが、現地の生活そのものは平和であるとのお話だった。といっても、誘拐やテロの危険性が皆無とは言えず、私自身はそこまでリスクを承知で旅行したいとは思わない。一日も早く、もっと安全な状態を取り戻してもらいたいと思う。