【思ったこと】 140501(木)4月を振り返る:FireFox/アラン使道伝と韓国フェリー転覆事故/長谷川版『行動分析学入門』の連載順調
2014年度もあっという間に1ヶ月が過ぎてしまった。4月中に起こったこと、新たに経験したことなどを備忘録代わりにメモしておく。
- FireFoxのインストール
ブラウザはこれまで、Microsoft Internet Explorer(MS-IE)とGoogle Chromeを併用していたが、4月30日になって、大学の情報統括センターから
JPCERT等からMicrosoft Internet Explorer の未修正の脆弱性に関する注意喚起が行われています。
Internet Explorerの未修正の脆弱性を悪用した標的攻撃が確認されていることから、セキュリティ更新プログラムが公開されるまで、Internet Explorer以外のブラウザ(Firefox、Chrome)をご利用ください。
また、Internet Explorerを利用しなければならない場合は、Internet Explorer 10以上のバージョンにバージョンアップし、以下の回避策を実施の上、ご利用ください。
(Internet Explorerを利用する場合の暫定的な回避策)
- EMET(Enhanced Mitigation Experience Toolkit)4.1を使用する。
- インターネットおよびローカル イントラネット セキュリティゾーンの設定を「高」に設定し、「保護モードを有効にする」にチェックを入れる。
というようなお達しが届いた。こういう危険があることは前日から伝え聞いていたが、大学のセンターから公式にお達しがあった以上、少なくとも大学で使用するパソコンについてはMS-IEは使えないという意味にもとれる。
このこともあって、まず自宅パソコンのほうにFireFoxをインストールしてみた。同僚の事務職員から「フォックスがいいですよ」と勧められたのがきっかけであったが、「フォックス、フォックス」と言われても当初何のことか分からず、「それって、何かの交流サイトですか?」と聞き返したほどであった。しかし、こちらで調べてみると、何のことはない、昔愛用していたNetscapeの子孫だったのね。
インストールしてみたところではMS-IEと殆ど同じような使い勝手。検索窓のところで、URLでも検索語でも入れられるというのはMS-IEより便利。また、設定メニューはGoogle Chromeよりわかりやすいように見えた。
ま、今回は、脆弱性回避が目的だが、FireFoxのほうがゼッタイ安全というわけでもなさそう。MS-IEの今後のセキュリティ更新状況をみながら適宜、使い分けていきたいと思う。
- 最近の韓流ドラマ
4月中旬までアラン使道伝(さとでん)を視ていた。最後の2話分については、DVDレンタルのノーカット版で視た。最終回が終わったところでさっそく感想を書こうと思ったが、時を同じくして、韓国で痛ましい事故が発生し、そのショックでドラマで描かれていた生と死をめぐる問題についての考えがまとまらなくなってしまった。もう少し時間が経ってから改めて述べることにしたい。
- 長谷川版『行動分析学入門』の連載順調
定年退職のまえに、講義録をまとめようと思い、長谷川版の『行動分析学入門』の連載を開始した。行動分析学の入門書は何冊も出ているが、長谷川版には以下の特徴がある。【4月10日の日記参照。】
- 客観科学ではなく、社会構成主義的な視点を含む。
- 全人的視点に立つ。
- 環境との関わりの仕組みについて、常に、階層性や、入れ子構造に注目する
印刷本として刊行する予定は全く無い。電子版(PDF)として、どなたにも無料で読んでいただけるようにしたいと思っている。
|