じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 今年の秋は、岡大・東西通りのケヤキとハナミズキが例年になく美しい紅葉を見せていたが、11月9日(日)の雨と11月13日(木)以降に到来する寒波によってそろそろ終わりとなる見込み。



2014年11月9日(日)



【小さな話題】

この秋は、雨が多い

 気象庁統計にあるように、11月9日(日)の岡山は朝4時台から夕方15時台まで雨が降り続いた。これで11月の合計雨量は45ミリとなった。まだ1/3しか経っていないのに、11月の平年値の51.2ミリに達する勢いである。また、岡山では先月10月には189ミリもの雨が降っており、これは平年値81.1ミリの2.3倍の多さ。

 もっとも、この秋の雨は、比較的周期的に降っており、晴れの日も多い。10月1日以降で1日10ミリ以上の雨が降った日を挙げてみると、
  • 10月5日(日):11.0ミリ
  • 10月6日(月):23.0ミリ
  • 10月13日(月・体育の日):77.0ミリ
  • 10月22日(水):35.5ミリ
  • 10月26日(日):15.5ミリ
  • 11月1日(土):22.5ミリ
  • 11月9日(日):17.0ミリ
となっている。休みの日に雨がよく降るという印象があったが、実際、上掲の7回のうち、土日祝日が5回を締めており、やはり、行楽には残念な降り方になっているようである。




カンブリア宮殿・シャトレーゼ

 11月6日放送のTV東京系「カンブリア宮殿」、

大手に出来ないことをやれ! 格安スイーツで年商500億円!反骨のシャトレーゼ80歳の執念 シャトレーゼHD 社長 齊藤 寛(さいとう ひろし)

を録画再生で視た。

 シャトレーゼは全国455店舗、年商517億円(番組では553億円という表示)、従業員約2500人(連結。番組では1700人という表示)という大手の食品メーカー(←洋菓子のイメージが強い)であり、
  • デパートなどには一切出店しないフランチャイズ店舗販売(路面店販売)
  • テレビCMなし
  • 自社農園、自社牧場、契約農園、自社工場により素材にこだわる
  • 徹底したオートメーション化
  • 一族経営
といった特徴があるという。

 全国455店舗ということだが、こちらの店舗案内地図が示すように、中国・四国地方で出店しているのは岡山県6店舗のみとなっている。以前は、国道53号線(旧道)沿いに「シャトレーゼ津高店」というのがあり何度か利用したことがあったが、53号線バイパスが開通して交通量が激減したせいだろうか、少し前に閉店した模様である。

 番組では、デパートや大手ショッピングモールへの出店をなぜ拒み続けているのかという理由がよく分かった。もっとも、路面店で直販する場合でも、土地の購入(借地なら地代)、店舗の建設とメンテなどで相当の経費がかかるはず。番組では、イチゴショートケーキの価格が、他店の421円や329円に比べて280円と格安になっている例が紹介されていたが、その割安分が製造工程のコスト削減によるのか、店子の賃料分なのかはよく分からなかった。

 このほか、ウィキペディアには、
金属混入事件(後述)により一時期売上が低迷したことから2008年1月に外部から杉野正を招き経営再建に乗り出したが、創業家との経営方針の対立により同年6月に杉野は社長を退任している。
という記述があるが、この経緯については具体的には触れられなかった。個人の名誉を傷つける恐れがあるためと思われるが、逆境をどう克服したのかという点ではぜひとも知りたい部分である。また、同じく、ウィキペディア記載の「2000年以降はワイナリーやゴルフ場、リゾート施設など様々な分野にも進出している。」という理由についても、単なる多角経営なのか、なにか、全体として目ざすものがあるのかを伝えてほしかったところがある。