じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 帰省中によく訪れるスーパーで、1月3日限定の割引セールをやっていた。購入する商品(衣料品や冷凍食品など一部の商品を除く)に自分で割り引きシールを貼るとレジでその金額分の割引をしてくれるというもの。

 このセールでは、いったん買い物を済ませたあとで、商品からシールを剥がして新たに購入する商品に張り直すという悪知恵が容易に思いつくが、実際には、いったん貼ったシールは剥がそうとすると縦に破れてしまい、原形に戻すことが困難であることが分かった。なかなかよくできているものだ。

 単に割引をするだけなら、レジで機械的に値引きしたほうがコストが安くて済むように思うが、購入者が自分でシールを貼ることで割引額を実感し、金額以上に得をした気分になるという販促効果は抜群であると思われる。実際、この日には大勢の人が商品にシールを貼っていた。




2015年01月04日(日)

【思ったこと】
150104(日)年末年始に視たテレビ番組(2)

 昨日の続き。
  • 箱根駅伝中継
    今年もまた、1月2日の往路、1月3日の復路とも、スタートからゴールまでテレビをつけっぱなしにしていた。青学大各選手の快走ぶりが目を引いた。私が子どもの頃は駅伝と言えば大学かぞえうたに登場する大学が相当の比率で出場していたものだが、最近は新しい大学の活躍が著しい。

  • 世界の果ての通学路NHK-Eテレ 1月3日午後5:30〜午後6:50

    2014年春に上映されたドキュメンタリー映画「世界の果ての通学路」のテレビ初放送ということであった。

    ケニア、アルゼンチン、モロッコ、インドの4か国の子どもたちの通学に密着。ケニアの兄妹は野生動物に襲われる危険性があるサバンナを横切り片道2時間かけて学校に通う。アルゼンチンの子は、馬に乗って1時間半かけて通う。平日は寮で過ごし、毎週末帰宅するモロッコの少女は、月曜の朝、標高3000メートルを超えるアトラス山脈の山道を、4時間も歩いて学校に向かう。インド南部の漁村に暮らす3人兄弟。歩けない兄のために2人の弟がボロボロの車いすを押しながら1時間あまりかけて通学する。
    という感動的な内容であったが、映像で伝える以上は、撮影スタッフが同行していたはずで、日頃の通学風景ではありえないハプニング、ひょっとしてヤラセもあったのではないかとついつい疑ってしまう。ケニアの子どもが象から身を隠すシーンなどでは、撮影スタッフはどうやって自分たちの身を守ったのだろうか。また、インドの子どもたちが押していたボロボロの車いすは車体部分もスポークも今にも折れそうなほどにさび付いていた。タイヤのほうもあれほどパンクしたら短時間での修復は不可能のはず。ということで、感動的な映画ではあったが、少々不自然さが目についた。

  • コズミックフロント 「火星改造! テラフォーミング最前線」NHK総合、2014年2月13日放送の録画再生
    だいぶ昔の放送だが、今回やっと録画再生で視る時間がとれた。火星のテラフォーミングは、温室効果ガスの利用と合成生物学によって理論的には可能であるというが、うーむ、これはかなりのリスクが伴うように思える。特に合成生物学によって造り出された生物が、コントロール不可能な状態に繁殖してしまった時には、テラフォーミングところか、地球上の人類を滅亡させるようなとんでもない生物災害を引き起こす恐れがある。そのリスクは原発事故以上のものであろう。火星で使用する合成生物には、万が一の自体に備えて、特定の波長に反応して自滅機能が起動するようなキルスイッチを埋め込むとのことであるが、耐性菌の例にも見られるように、突然変異によってキルスイッチが無効になるような生物が誕生してしまった時には手に負えなくなるだろう。(あるいは、キルスイッチの研究が進むなかで、じつは、現存する人類にもキルスイッチが埋め込まれていることが発見され、その発見者がスイッチを操作するぞと脅かして世界を支配するようになるとか...、あるいはさらにSFっぽくなるが、じつは地球環境自体が某宇宙人によるテラフォーミングの実験であって、いずれ実験が終了した時にその宇宙人によって人類に埋め込まれたキルスイッチが押されてしまうとか...)

  • コズミックフロント 「知られざる隣人 水星のミステリー」NHK総合、2014年12月25日放送の録画再生
     英語のMercuryを「水星」と呼ぶのは五行に由来しているそうだが、なぜ太陽に一番近い惑星に「水」が割り当てられたのかは不明。しかし、その水星にいまなお水が存在しているというのだからスゴイ。先見の明があったということか。