じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
旧暦元旦の日の出。旧暦大晦日に続いて日の出の瞬間を眺めることができた。 |
【思ったこと】 150218(水)オックスフォード白熱教室(25)4以上の任意の偶数は「6n±1」の差で表すことができるか? オックスフォード白熱教室の内容からは完全に脱線しているが、 ●4以上の偶数は2つの素数の差で表すことができるか? のバリエーションとして、 ●4以上の偶数は「6n±1」の差で表すことができるか? という問題も考えてみた。周知のように、「5以上の素数はある自然数nを用いて6n+1または6n-1の形になる」ことからの連想である。但し、ここで、「6n+1」または「6n-1」は素数でない奇数であってもよいものとする。 まず、あらゆる偶数c(いちおうc>4)は
もっとも、ここで(6q±1)や(6r±1)が素数になるという保証は全くない。「4以上の偶数は2つの素数の差で表すことができる」という予想の必要条件の1つが認められたというレベルを示したにすぎない。 上記では「5以上の素数はある自然数nを用いて6n+1または6n-1の形になる」という性質を取り上げたが、数式の中の6という数が別段特別な意味をもつわけではない。あらゆる自然数は、6で割った時の余りが0〜5になることから、それぞれに対応して、6n、6n+1、6n+2、6n+3、6n+4、6n+5【「6n-1」と同じ】のいずれかになる。しかし、このうち6nは6の倍数、6n+2と6n+4は偶数、6n+3は3の倍数なので、その自然数が素数であるとしたら6n+1または6n-1以外はありえないというだけのことだ。 あと、念のためお断りしておくが、上記の証明の代わりに、 「6n±1」を満たす任意の奇数をdとすれば、とするのは必ずしも正解ではない。なぜなら、これだけでは「d+c」が「6n±1」であるという保証はないからである。じっさい、例えば、c=10、d=11とすると、c=(d+c)-d=(10+11)-11となるが、d+c=21は「6n±1」型の奇数にはなっていない。 話題が少し変わるが、こちらには、さまざまな形の素数の一覧があり、その中には
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