じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
3月9日の岡山は、朝8時台から雨が降り始め、その後10時間あまりにわたり降り続き、降り始めからの積算降水量は29ミリに達した。ちなみに、3月の岡山県岡山の降水量平均値は86.7ミリであるが、3月9日までのあいだにすでに合計降水量は69ミリとなり、1ヶ月分の平年値の80%が降ったことになる。 雨がなかなか降り止まなかったので、レーダーで雲の動きをチェックしていたところ、島根半島上空に、ドーナツ型の強い雨域が出現し、長時間滞留していることに気づいた。もっとも、こちらから閲覧できる気象衛星の画像にはそのような渦巻き型の雲は見当たらない。また、島根県内各所のアメダスの記録を見ても、特異的な雨量や強風は観測されていなかった。おそらく、この近辺のレーダーの影、あるいはレーダーアメダス合成の際の何らかのデータの偏りによって、このような円環状の雨域が表示されてしまうのではないかと思われる。 その後、レーダー・アメダスで他の地域も閲覧したところ、福井県の東尋坊のあたりにもドーナツ型の雨域が表示されていることが分かった。日本のレーダー網一覧を見ると、確かに、上記のドーナツ型雨域のすぐ近くに、福井レーダーと松江レーダーがあることが分かる。次回の低気圧接近時に同じような現象が見られるかどうかチェックしてみようと思う。 |
【思ったこと】 150308(月)床屋通いの記憶は空白だらけ 3月6日放送のテレビ東京系「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」で、世田谷区若林にあるパンチ&パーマ「タカハシ」(「美容室さゆり」の一室?)を紹介していた。かつてあった世田谷松陰幼稚園【1月11日の日記参照】に通っていた私にとっては、あの付近は大変懐かしい風景であった。もっとも、私が子どもの頃にお世話になっていた床屋さんは別のお店であり、こちらのリストにはすでに含まれていないことからだいぶ以前に廃業されたものと思われる。 このことでふと思ったのだが、行きつけの床屋さんというのは、意外に記憶に残っていないものだ。「行きつけ」と言えば、歯医者さん【←「行きつけ」ではなく「掛かりつけ」というべきだが】なども同じところにお世話になるのが普通だが、こちらは、子どもの頃からどこの歯科で治してもらったのかを大体覚えているものだ。なぜ、床屋さんの記憶は残りにくいのだろうか。 記憶が全く蘇らないのは、大学・大学院生時代と、長崎在住時代である。大学時代、入学当初は大学敷地内に3軒ほど床屋があって(たしか、時計台下、百万遍交差点近く、正門右手奥)、そのいずれかを利用していたのだが、いずれも廃業してしまった。その後はいったいどこへ行っていたのか全く思い出せない。 長崎在住時代は5年間だけで、職場に近い坂本地区、あるいは、住んでいた長与町近辺のお店を利用していたはずだが、ネットで検索してもそれらしき床屋さんが見つからない。 なお、岡山に住むようになってからは、当初は大学敷地内、その後はもっぱら1080円床屋を利用している。安いというメリットに加えて、多少待たされても20分もあれば散髪してもらえるという時間的メリットが大きい。それまでは、床屋に行くとなると、平日は無理であり、土曜日の半日がつぶれてしまうことが多かった。 元の疑問に戻るが、床屋さんの記憶が残りにくいのは、1つには、どこのお店もだいたい同じ仕様(大きな鏡、洗面台【←QBハウスには無い】、床屋独特の椅子、待合席)になっていてあまり特徴が無いこと、散髪の工程も大体同じであることなどによるものと思われる。指名制の美容院とは異なり、床屋さんでは空いた順にその都度異なる理髪師さんに散髪してもらうため、顔や名前を覚えにくいというところもあるように思う。 |