じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
文学部西側(駐車場北側)のミモザと花桃。今が見頃を迎えている。 |
【思ったこと】 ドラマ再放送「真夜中のパン屋さん」終わる 3月15日の日記で取り上げた、NHKのドラマ「真夜中のパン屋さん」の再放送が最終回となった。 全8回という短さもあって、私のドラマコーナーに追加するほど感想を書くことはできないが、最近視たドラマの中ではなかなか良かった。 3月15日の日記にも述べたが、このドラマのロケ地は、なぜか、私の生まれ育った世田谷区若林近辺、さらには近隣の三軒茶屋、北沢、下馬、駒沢の街並み風景が写っており、身近に感じた。2回目以降では、私の出身高校の隣にあった世田谷観音も写っていたし、また、こちらの情報によると、舞台となったブランジェリークレバヤシの外観は豊島区南長崎3丁目のCafe Suginocoで撮影されたとのことである。南長崎は、実際に訪れたことはないが、私の母親が生まれ育った場所でありこれまた縁が深い。 もっとも、それぞれのロケ地情報を知ってしまうと、実際には移動できないほど離れていて、そんなのあり得ない!と思ってしまうこともある。例えば、篠崎希実が通っていた「都立桜ヶ原高等学校」は、実際には埼玉県三郷市にある埼玉県立三郷工業技術高等学校がロケ地になっていたという。ま、そこまでは考えなくても、仮に世田谷区内、例えばこちらの高校に通っていたと想定しても、通学途中に大田区大森東5丁目の大森東避難橋付近を通ったり、横須賀市野比2丁目の野比海岸でフルーツサンドを食べるということはまずあり得ない。 さて、ストーリーのほうだが、こちらに挙げたドラマに比べると、それほど深刻な事態に陥ることもなく、かといって、初恋成就や再会シーンがあるわけでもなく、イマイチ感動ネタが少ないようにも思われた。篠崎希実と水野こだまが実は異母きょうだいであった、などと分かれば面白いようにも思うが、韓流ドラマの見過ぎでそう期待しているだけなのかもしれない。 あと、希実の実母の篠崎律子はお医者さんとラブラブという設定になっていたが、最終回で、携帯で「門限に戻ります」と返事をしていたり、病院に帰っていたシーンなどから、実は、余命いくばくもない状態にあり、希実に送った写真に写っていた医師は実は主治医であったと推測することができる仕掛けになっているようである。【こちらに関連情報あり。】 いずれにせよ、原作では、それぞれの登場人物についてより詳細なエピソードがあり、原作を読んだ上でドラマを観ていれば、もっと別の感想が生まれてきたかもしれない。 |