じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
5月19日の岡山は日中よく晴れ、最高気温は29.4℃まで上がった。写真は時計台前のアメリカフウと、マスカットユニオンから窓越しにながめるケヤキの新緑。だいぶ緑が濃くなってきた。 |
【小さな話題】 「うるう秒」18年ぶりの平日実施 各種報道によれば、2015年7月1日、午前8時59分59秒と9時00分00秒の間に「うるう秒:8時59分60秒」がが挿入される。 うるう秒の挿入は、1972年の実施開始から1998年までは毎年1回程度実施されてきたが、それ以降は、徐々に緩やかになってきており、今回は3年ぶりの挿入となる。また、世界的な取り決めにより、挿入する日付が1月1日(世界時としては12月末日)もしくは7月1日(同6月末日)を第1優先日としているため、世界時より9時間早い日本では午前9時直前の挿入となる。米国では株式などの電子取引に影響が出ることを避けるための対策がとられるというが、日本では取引開始の瞬間に混乱が起きることはないのだろうか。このほか、ETCの時間割引、皆既日食帯の予想などに混乱や影響が出るかもしれない。 なおウィキペディアには「閏秒挿入の理由についての誤解」という項目があり大いに参考になる。誤解されているのは
「There are no serious charges on the books. We're told the suspect faces a citation. The equivalent of a speeding ticket. 」 さいきん視聴しているNHK-BS「キャッチ!世界 ABCキーワード(平日7時〜7時50分)」で月曜日、表記の英語表現についての説明があった。受験英語と心理学関係の英語以外には縁の無い私にとっては、上記の英語の翻訳は至難の業である。今回の説明を聴いていなければおそらく、 ●これらの本には価格を大幅につり上げるような特段の手数料は含まれていない。引用には疑問があると聞いている。 などというトンチンカンな訳をつけてしまうかもしれない。念のため、ネット経由で機械翻訳をしてみたところ、
となっていて、いずれも的外れな訳になった。じつは、この記事はドローンの法的規制に関する話題であり、こちらにオリジナルのスクリプトがあった。キャスターの「What kind of charges could this man face? 」という問いに対して、リポーターが「...the drone issue is so new, there are no serious charges on the books. We're told the suspect faces a citation. The equivalent of a speeding ticket. 」と答えたものであり、「citation」は「出頭命令」、「on the books」は「法律として公式な」、「speeding ticket」は「スピード違反の反則切符」と訳さなければならない。 ●(ドローンの問題は事案として新しすぎるため)法律上ではまだ、それを取り締まる重大な罰則規定がない。容疑者に対しては出頭命令が出されると聞いているが、スピード違反の反則切符程度の重さにすぎない。 といった意味になるようだ。 |