じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
岡山では6月2日夜から6月3日朝にかけてまとまった雨が降り、積算雨量は38.5ミリとなった。写真は水たまりにできた「パラレルワールド」。実際の写真を上下逆さにしている。昨年撮影した、田んぼのパラレルワールドの写真は、こちら。 なお、これに合わせて6月3日、中国地方(すでに梅雨入りとなった山口県を除く)の梅雨入りが発表された。平年より4日早く、昨年より1日遅い。 ところで、いくつかの報道を見ると、
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【思ったこと】 150603(水)年金加入者の個人情報流出と今後のセキュリティ対策 日本年金機構から年金加入者の個人情報が大量に流出した問題が話題になっている。これまでのところ、流出の原因としては、
不審なアドレスからのメールは一切閲覧しない、添付ファイルは絶対に展開しない、不審な外部リンクにはアクセスしない、といったことは情報セキュリティの基本中の基本ではあるが、膨大な数のメールを次々と処理しなければならない環境では、不審なメールとホンモノのメールを見分けるのはなかなか困難であろうと思う。 今回のケースでは、職員がパスワードをちゃんと設定していなかったことや、そもそも、個人情報を扱うパソコンでメールの送受信をしていたことなどいくつかの問題が指摘されているが、完璧な対策を施すことはなかなか難しそうである。 ちなみに、私の公用パソコンでは、情報統括センターのspam判定と、Yahooの迷惑メールフィルターで二重にチェックしており、これらをくぐり抜けて受信箱に侵入してくるspamは1ヶ月に1通あるかないかという程度である(←その場合も、本文は閲覧せずに直ちに迷惑メールに登録)。もっとも、いま述べたのは多数を相手に一斉送信されるタイプであり、私個人を狙った標的型攻撃メールの場合はこの方法では防ぎきることはできない。事務文書を装ったメールについても今後十分に注意する必要がありそうだ。 このほか、私用アドレス宛には銀行やカード会社からWeb明細などが送られてくることがあるが、オンラインで利用状況を確認する時には、メール本文からの外部リンクではなく、あらかじめブックマークに登録してある正規のURL経由でアクセスするべきであろう。そう言えば私のところにも、大手銀行を詐称したメールが何通か届いていた。そもそもその銀行には口座を持っていないので瞬時にニセモノであると分かったが、実際に取引のある銀行からのメールの場合は要注意。外部リンクは常にニセモノという性悪説をとったほうが無難。 |