じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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半田山植物園ナイトガーデンが9月4日(金)から始まった。この植物園は夕食後の散歩道沿いにあり、年間パスポートで何度でも入れるため、金、土と2日連続で入園した。

 初日の金曜日から相当混雑していたが、2日目は土曜日ということもあって、駐車場に向かう車の列で渋滞していた。【写真上】

 なお、夜に咲く珍しい花の写真は、楽天版(9/5)およびその翌日以降に掲載。

2015年09月05日(土)


【思ったこと】
150905(土)アニメ「サザエさん」の視聴率

 日曜18時30分からフジテレビ系列で放送されているアニメ「サザエさん」が8月23日にかつてない低視聴率8.8%を記録したということで話題になっているようだ。もっとも当日同時間帯には日テレ恒例の「24時間テレビ」の放送中がありDAIGOのマラソンが非常に盛り上がっていたため、例外的な現象であるという見方もある。

 念のため、ネットで検索したところ、こちらに、8月24日(月) 〜 8月30日(日)の高視聴率番組(関東地区)のリストがあり、8月30日放送分については、
  • サザエさん 13.0%
  • ちびまる子ちゃん 8.9%
  • ドラえもん 8.8%
  • クレヨンしんちゃん 8.0%
となっていて、アニメ番組の視聴率トップの地位は揺らいでいない。他のジャンルと比較しても、
  • 連続テレビ小説・まれ 22.0%
  • 世界陸上北京 11.9〜19.9%
  • ワールドカップバレーボール2015女子・日本×ドミニカ共和国 13.2%
  • 大河ドラマ 花燃ゆ 12.2%
  • 日曜エンタ・日曜洋画劇場・特別企画・STAND BY MEドラえもん 11.3%
なっていて、大河ドラマや、3D版ドラえもんの「STAND BY ME」を超えている。1989年(平成元年)1月15日から2008年(平成20年)11月時点までの平均視聴率22.3%(ビデオリサーチしらべ)に比べれば、凋落傾向のあることは否めないが、まだまだ、国民的お化け番組としての地位は揺らいでいないといってよいのではないかと思う。

 であるからして、サザエさんの視聴率を考える際には、「なぜ低下してきたのか」ばかりを後付けで考えるのではなく、「なぜ依然としてアニメのトップ、他ジャンルの高視聴率番組と方を並べる人気を誇っているのか」を合わせて考察し、整合性を保った議論を展開しなければならないように思う。

 また、私の知る限りでは、サザエさんは海外では全く放送されていない。ウィキペディアの当該項目も日本語版のみとなっていて、 とはエライ違いである。じっさい私自身も、ボリビアで「クレヨンしんちゃん」、中国・カシュガルで「ちびまる子ちゃん」の放送を視たことがあった。サザエさんがなぜ日本国内だけの人気番組なのかについても合わせて分析する必要があるだろう。

 このほか、「サザエさん」の視聴率を巡っては、株価との間に逆相関がある?という珍説があるという。相関係数はマイナス0.86とかなり高い。その解釈の1つとして、「景気が良い時は日曜日の夕方に外出(外食)する機会が増える為、この時間帯に放送される「サザエさん」を見なくなるからではないか」という仮説もあるようだ。もっとも、この1ヶ月に限って言えば、8月20日まで2万円台を保っていた日経平均株価は、その後、大幅に下落し、9月4日には17792円となった。日々の日経平均が「当日の景気」を反映するわけではないが、短期的に見ると、8月23日前後の株価と視聴率は正の相関を示し、その後のさらなる株価下落と「サザエさん」視聴率回復は負の相関を示唆しているとも言える。株価と視聴率のどっちが原因でどっちが結果なのかは全く不明だが、この珍説が成り立てば、9月6日(日)放送のサザエさん視聴率は、20%台に回復するかもしれない。