じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
岡大構内の彼岸花(3)座主川沿い 昨日の続き。3回目は、座主川沿いに咲く彼岸花。数は少ないが、景観は抜群。 |
【小さな話題】 今度は阿蘇山噴火 箱根大涌谷、桜島の火山活動がいくぶんおさまったように思われていた矢先、今度は阿蘇山の警戒レベルが引き上げられた。阿蘇山の場合は最初の噴火が起こった直後の引き上げであり、その後の報道では水蒸気マグマ爆発による可能性が高く、今回を上回る噴火は起こりにくいということだが、まだまだ警戒が必要のようだ。なお、NHKは、9月1日まで設置していた箱根山ライブ映像サイトと同じURLで、阿蘇山のライブ映像の配信を開始した。 阿蘇山中岳は、火口に水(お湯)が溜まっている時と、水が抜けている時がある。1978年12月に登った時は、水が抜けていた。当時はまだ因果関係が不明であったが、どうやら水が抜けていると噴火が起こりやすいようであり、実際、私が登った翌年の1979年9月には火口北東の楢尾岳(ならおだけ) 周辺で死者3名を出す噴火があった。現在では警戒体制がもう少ししっかりしていると思う。 それにしても、先日の関東・東北での水害、東京地方での最大震度5弱の地震、頻発する突風・竜巻被害など、自然災害のニュースが次々と飛び込んでくる。今年に入っての気象災害は、最強のエルニーニョ、その遠因には地球温暖化があり、人間の努力によってある程度防げるとは思うが、火山ばかりは人間の手に負えない。噴火予知の精度を高め、万が一の時の避難体制を強めるなかで、むしろ、火山があることによる恩恵を活かすべきであろう。 冥王星の精細画像のデータ送信開始 アストロアーツのニュースによれば、7月14日に探査機「ニューホライズンズ」は冥王星をフライバイ(接近通過)し、その際に膨大な画像やデータを取得した。そのデータの送信が先週末から開始され、完了までには約1年かかる見込みであるという。 久しぶりに送られた画像では、「砂丘のような地形や、山岳地帯から平原に向かってじわじわと流れる窒素の氷河、冥王星の表面を流れる物質によって削り取られてできたと思われる峡谷、さらには無秩序に乱立する山々などが見られる。」ということでまことに興味深い。銀河鉄道999でメーテルの肉体が封印されているとされていた氷の平原、あるいは、私が子ども時代に愛読していたSF冒険小説で描かれていた世界のホンモノの姿がいよいよ明らかにされそう。長生きする甲斐があるというものだ。 |