じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 岡山では木曜日から金曜日にかけてまとまった雨が降り、気象庁統計によれば2日間の合計降水量は45.0ミリに達した。これは12月の一ヶ月分の平年値31.0ミリを大幅に上回る大雨である。

 聞いたところでは、気温の低い冬は夏に比べると上昇気流が弱く、雨雲があまり発達しないため大雨にはなりにくいらしい。このようにたくさん降るのはやはり地球温暖化の影響だろうか。

 写真は、水浸しになった文法経グラウンド【左】と、すっかり葉を落としたモミジ。なおこちらの解説写真を拝見したところでは、岡大構内のモミジは写真の木を含めて大部分がヤマモミジであるようだ。

2015年12月11日(金)


【思ったこと】
151211(金)キングジムの「ポータブック XMC10」

 12月8日、キングジムから変形キーボード搭載、8型液晶のWin10ノートパソコンXMC10の発売(2016年2月12日)が発表された。さっそく大学生協のほうに、予定価格と予約の可否について問い合わせてみたところ、予約は受付中ということであったが、想定価格よりかなり高めだったので注文は見送ることにした。

 このマシンの最大の特徴は、不釣り合いにも見えるような変形キーボードにある。同社の人気商品ポメラ【最近では、折りたたみ式のキーボードではないタイプもあるようだ】とよく似ている。

 このマシンの魅力はなんと言っても、文書入力がしやすいという点にある。最近では、新幹線の車内でも、モバイルノートではなくスマホやタブレットを使用している人が殆どであるように見受けられるが、私のように、使用目的の90%以上が文章入力という者にとっては、タブレットでの文字入力ほどストレスになるものはない。とにかく、タブレット画面の半分がキーボードで覆い尽くされてしまうのでは、文章の前後関係が見えにくい。そのいっぽう、出張先まで11インチ以上のノートパソコンを携行すると、荷物が重すぎて肩が凝ってしまう。総重量約830g、折りたたみ時のサイズ204(W)×153(D)×34(H)mmはまことにありがたい。

 そのほか、こちらのスペックでいくつかのポイントをチェックしてみる。
  • 動作周波数 1.6GHz(Intel バースト・テクノロジー対応:最大2.4GHz)→まあまあの速度と言えるだろう。
  • メインメモリ 2GB→旅行先で作業をする範囲では問題なさそう
  • 記憶装置 eMMC 32GB(eMMC 5.0)(同梱のMicrosoftR Office 365サービスに付帯する1TBのOneDriveオンラインストレージが1年間利用可能)→種々のアプリケーションソフトをどの程度インストールできるのか不明。データファイル自体は、オンラインストレージでも、SDカードでも保存できるだろうが。
  • 外部ディスプレイ出力 HDMI:最大3,840×2,160ドット(4K出力/30Hz) VGA:最大2,048×1,536ドット→講演先などでは依然としてVGA接続のプロジェクターが多いので、VGA端子があるのはありがたい。
  • 無線LAN IEEE 802.11b/g/n準拠→出張先のホテルでも、最近はたいがい無線LANが使えるので便利。もっとも古いビジネスホテルでは有線しか使えないところもあるが。
  • USBポート USB2.0×1→できれば2口ほしかった。
  • カードスロット SDメモリーカードスロット×1→文書・データのファイルの読み書きに便利。なお、ノートパソコンによっては、カードを挿入しても本体から突出したままになっていて、挿入したままで運搬するとカードが損傷する恐れのあるタイプがある。本体内部にすっぽり入るタイプが望ましいが、このマシンの場合はどうだろうか。
  • ポインティングデバイス 光学式フィンガーマウス→私自身にとっては、この方式はあまり使い勝手がよくない。
  • BluetoothR機能 BluetoothR 4.0 + EDR準拠→上記のフィンガーマウスが操作しづらい時は、こちらのほうでマウスを付け加えることができそう。

 ということで、価格さえ下がればほぼ申し分のない仕様と言える。もっとも、キーボードが便利というだけであれば、5万円前後のタブレットと3つ折りBluetoothキーボードを併用するという方法もあり、いろいろ検討したうえで購入するかどうか決めたほうがよいとは思う。