じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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8月11日〜13日の3連休も、平日と同様に徒歩通勤している。この時期、教育学部東門付近の緑地には、北西側から夕日がさしこみ、裸体像群を絶妙な加減でライトアップしている。特に、写真左の裸婦像は、後ろのサルスベリとセットになって、この時期ならでの輝きを見せている。
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【思ったこと】 170812(土)世界陸上とロンドンのストリートビュー 日曜日の朝、いつもの朝食の時間に陸上の世界選手権の生中継、男女の4×100mレーを観戦した。男子は、ジャマイカのボルト選手がバトンを受け取って走り始めた直後に脚を痛めて棄権し、衝撃的なラストランとなった。いっぽう、日本は、多田、飯塚、桐生、藤光が38秒04で3位となり、大会史上初の銅メダルを獲得した。 世界陸上の中継は、上記のほか、男女のマラソンの一部を録画・再生で視た。ロンドンの中心部を周回する複雑なコースであるが、タワーブリッジ、セントポール大聖堂、テムズ川沿いなど、沿道の名所見物ができてなかなか魅力的であった。 このロンドンの街角風景は、グーグルのストリートビューでもたっぷり味わうことができる。少し前、DVDにダビングしてあった、 『帰ってきたシャーロック・ホームズ』(1987年) を久しぶりに視たことがあり、そういえば、ベーカー街221Bはいまどんな風景になっているのだろうと、ストリートビューで付近を「散策」したことがあった。ちなみに、ウィキペディアのリンク先にも記されているように、長らくベーカー街は85までだったが、アッパー・ベーカー街を合併したとき、旧アッパー・ベーカー街41がベーカー街221となった。ドイルはインタビューに対し、記憶する限りではベーカー街に一度も行った事がない、と答えたことがあるという。現在、(あくまでフィクションではあるが)シャーロックホームズが暮らしていた頃の面影をいちばん残しているのはシャーロック・ホームズ博物館 (The Sherlock Holmes Museum) であり、ベーカー街221Bを示すブループレートが取り付けられているという。博物館の所在地を確認した上で(グーグルのマップでも直接検索できる)、ストリートビューに切り替えると、入口付近に観光客が集まっている場所があり、角度を上に向けると「221B」のブループレートがちゃんと写っている。さらに建物のあたりをクリックすると、博物館の室内の様子も映し出され、ホームズや関係者の実物大の人形が登場するから、これまた驚きである。 ストリートビューでは、ロンドンのほか、パリや、韓国の地方都市の風景を楽しんだことがある。いったんストリートビューのモードにして、勝手気ままに「散策」すると、ごく普通の街角風景もあれば、思いもよらない珍しい風景に出くわしたりして、じっさいに海外旅行に出かけたような気分に浸ることができる。いずれ寝たきりの生活を余儀なくされた時でも、こういう形でのバーチャルな体験で楽しむことができそうだ。 |