じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 1月13日の朝、岡大・東西通りに多数のロードコーンが出現した。土日に行われるセンター試験の際の渋滞を避ける目的で一時的に設置されたもの。

2018年1月13日(土)


【思ったこと】
180113(土)今年のセンター試験(1)地理B

 恒例のセンター試験が、1月13日から始まった。1日目の科目の中では、地理Bでノルウェーとフィンランドを舞台としたアニメと、両国の言語で書かれたカードとの正しい組み合わせを答えさせる問題が出され、ネット上で話題になっているという。

 さっそく、予備校サイトを通じて当該問題を拝見したところ、第5問の問4に、「ムーミン」と「小さなバイキングピッケ」のアニメがあり、言語のほうには「いくらですか?」が2カ国語で書かれてあった。私自身は、いずれのアニメも視たことがないが、以前、NHKのBSの北欧3カ国トレッキングシリーズの中で、小林聡美さんがフィンランドのムーミン谷を歩いた番組があったので、ムーミンがフィンランドであることはすぐに分かった。また、バイキングについては、本場のバイキング博物館でバイキングの格好をしてみたこともあり、これまたノルウェーであることはすぐに分かった。どちらがフィンランド語であるのかをどうやって見分けるのか迷ったが、スウェーデン語に似ているほうがノルウェー語ということだろうか。

 ところで、この地理という科目だが、高校2年以降全く勉強していないにもかかわらず、結構正解を出せる問題が多い。

 第4問の問1では最も標高の高い地点を含む国はどれか?という問題になっていたが、当然、アフガニスタンのノシャックが最高地点で7492メートルとなっている。もっとも、イランにもダマヴァンド山があり、公称5610メートルと結構高い。(←この山は私も登ったことがある。)

 第3問の問5には、「城下町として歴史をもつ日本のある都市」の地図があった。左上(北西側)に海のようなところがあることから、日本海側もしくは愛媛県あたりかと思ったが、JR線から私鉄が延びている駅は記憶に無い。ということで、左上のエリアは海ではなく湖ということが分かる。となれば該当都市は彦根であり、延びている私鉄は近江鉄道であることが分かる。ま、問題自体は、どの都市であるかを知らなくても解ける。

 ということで、地理は、高2以来50年近く全く勉強したことが無いが、それなりに正解を出せそう。その理由は、
  • 実際に海外旅行で訪れた国であれば、その国についてのある程度の特徴や周辺国との位置関係はすぐに分かる。国内の都市も同様。
  • ほぼ毎回視ている「ブラタモリ」の知識はかなり役に立つ。
といったところにありそうだ。(もっとも、50年前とは国名も経済構造も全く変わっており、50年前の知識的内容は役に立たないばかりか、誤答の原因になりそう、)