じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 パミール高原(キルギス・アライ渓谷)の一風景と、それを描いたキルトの壁掛け。景観だけから言えばこういう場所に高齢者施設があればぜひとも入居したいものであるが、見た目では分からない厳しい自然環境に晒されているようだ。なお、キルギスにも高齢者施設はあるが、必ずしも待遇はよろしくないと聞いている。

2018年7月21日(土)


【小さな話題】

キルギス・アドベンチャー

 7月6日から20日まで、キルギス、カザフスタンに行ってきた。

 このツアーの名称に冠せられているは「アドベンチャー」は
  • キルギス南部のパミール高原の山々と、天山の最高峰ポベーダ山やハン・テングリを間近に眺めること
  • 悪路の峠をいくつも越えるなかで、高山の花々を楽しむこと
  • ヘリを使って、標高4000メートルのベースキャンプに滞在すること
などを意味するものであった。
 アンデスや、東チベットの高所に宿泊経験があるとはいえ、この10年ほどは富士登山以外には高所からご無沙汰しており、高山病が心配されたが、実際には特に問題となる症状は出ず、血中酸素濃度もほぼ90以上、最低値が86より下がることは無かった。

 出発の7月6日朝は、平成30年7月豪雨の影響でJR全線が運休となっていたが、7月5日に日根野に前泊していたおかげで、ホテルの送迎バスで関空に向かうことができた。旅行中、Wi-Fiの使えるホテルで日本のニュースを閲覧することができたものの、情報はあくまで断片的であり、豪雨被害の大きさは帰国後に初めて知った次第である。

 なお、当初の予定では7月18日夕刻に帰国するはずであったが、標高4000メートルの南イニルチェク氷河BCから平地に戻るヘリが2日連続で運休し、これに伴ってアルマトイ(アルマティ)からの飛行機の便も変更、2日遅れの帰国となった。

 旅行のアルバムは楽天版に連載し、また随時、フォートラベルにもクチコミ、旅行記として投稿する予定。