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恒例の岡山大学オープンキャンパスが、8月9日(木)と8月10日(金)に開催される。昨年は、定年退職前年であるにもかかわらず委員の用務として会場を担当していたが、今年は完全に別の世界のイベントとなった。前日午後には黒正巌先生像の前に写真のような桃の形の看板が設置されていた。「Love and Peach」という意味はよく分からないが、ネットで検索したところこちらの歌がヒットしたが、おそらく偶然の一致と思われる。なお「peach」には「素敵な(人、もの)」、「素晴らしい(人、もの)」という意味があるようだ。 |
【小さな話題】 退職金運用その後 4月28日の日記で、受け取った退職金(正式には退職手当)の話題を取り上げたが、私のチョイスは、大部分をA銀行の3か月定期(優遇金利2.01%)に預けるという選択肢であった。A銀行のメリットは、投資信託などとの抱き合わせ販売ではなくて、全額を優遇金利の定期預金に預けられるという点にあった。 その3か月定期が満期となったのでめでたく解約。次のチョイスは、B銀行の、
これで11月上旬までの運用はB銀行が経営破綻に陥らない限りひとまず安泰となるが、それ以降の第三段階の運用については今のところ有力な方法が見つかっていない。 いくつかの銀行では、投資信託と同時申し込みで優遇金利適用というプランがあるが、上掲のA銀行とB銀行以外では殆どが、「投資信託50%以上、円定期預金50%以下」という抱き合わせ販売となっている。しかも、対象となる投資信託は手数料が割高になっている。3か月の円定期預金で6%の利子がついても、年利換算では1.5%。投信の手数料のほうが高いので、けっきょく、無利子の定期預金と、手数料ゼロの投信をセットで購入したような形になる。ぼったくりとまでは言わないが、退職金の運用方法としては決して有利な方法ではないように思われる。 投信自体は私もすでに保有しているが、ノーロードのインデックス型投信もあれば、ネット証券で扱われている投信の中には手数料無料のものがあり、運用実績は、優遇金利を餌に勧められる手数料割高の投信と大差ないように思われる。しかも、ノーロードであれば、経済情勢の変化に機動的に売買ができるが、銀行窓口ではそういうわけにはいかない。いずれにせよ、銀行はあくまで本業で儲けるべきであって、証券会社の代理店の真似事をしても限界がある。一時的には投信で顧客をつなぎ止めることはできるかもしれないが、投信で味を占めた顧客は、いずれは便利で手数料の安いネット証券に移行していくのではないかと思われる。 あくまで私の素人判断であるが今後のリスク要因としては、
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