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9月30日の午前中に札幌で講義することになっていたが、なっなんと、台風24号が9月30日から10月1日にかけて日本列島を縦断する恐れが出てきた。最近は予測技術が格段に向上しており、この予想が大幅に外れることはまずあるまい。 当初は30日の夕刻に千歳・岡山直行便で岡山に戻る予定にしていたが、この影響で欠航や大幅遅延の可能性があるため、思い切って9月30日と10月1日に札幌市内の安ホテルに2泊し、2日夕刻に岡山に戻るように日程を変更した。出張や年休の届は不要、日程を変更しても何の問題も起こらないというのが、定年退職のメリットである。 ということで、10月2日頃まで、このWeb日記の執筆をお休みします。ではでは。 |
【小さな話題】 ○×式クイズ番組から謎解き番組へ 定年退職後の整理作業をしていたところ、 思い込みは一生の恥!クイズ本当にそれでいいんですね? という番組を録画・ダビングしたDVDが目にとまった。ハードディスクが満杯になったため、とりあえずDVDにダビングして後日視聴しようと思っているうちにほったらかしにしていたものと思われる。録画日が4月1日(木)となっていたことから、4月1日が木曜日となっている2010年に放送されたものであることが確認できた。 このクイズゲームは、問題文が正しいと思えば○、間違っていると思えば×を押すというシンプルなものであった。印象に残ったものを以下に挙げておく【※印は一部改変または解説の中から新作】。
もっとも、出演者の反応は盛り上がりに欠けていた。2回ポッキリの単発に終わってしまったのも、クイズ形式の設定や出演者の解答理由が面白みに欠けていたためではないかと思う。 上掲のようなクイズに当てずっぽうで解答させても、面白いのはせいぜい得点争い程度に終わってしまう。面白くしようとするなら、解答者は、まことしやかな理由を述べる必要がある。ところがこの番組では、解答者(タレント)は、「以前聞いたことがある」「おばあちゃんがそう言っていた」といった理由ばかりを挙げていた。視聴者から見ればそういった、解答者に個人経験に依拠するような理由は何の面白みもない。コジツケでもいいから、なぜそういう解答をしたのか、理屈を並び立ててもらわなければ盛り上がるわけがない。 もちろん、難問クイズ選手権のような番組であれば、解答者が正答を積み重ねるだけでも面白みが出るが、上掲の問題文は、ちゃんとした説明を受ければ素人でも理解できる内容となっている。 最近人気急上昇の「チコちゃんに叱られる!」はそういう点では、○×ではなく、「なぜ?」、「どうして?」を問う記述式問題になっている点で大いに評価できる。上掲の問題も、理由を問う形に作りかえればチコちゃんネタになるだろう。 |