じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



11月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る

 秋のチベット陸路3500kmの旅(6)タクシー屋根のLED広告のシンクロ。西寧では、屋根にLED広告をつけたタクシーがたくさん走っていた。興味深いのは、同じ会社のタクシーの広告メッセージが完全に同期していたことである。各車が個別にLED広告を起動しているのではなく、無線を通じて、メッセージそのものを配信しているのではないかと推測される。

2018年11月12日(月)



【小さな話題】

ベトナムとインドネシア

 11月13日のモーサテクイズで、「外国人の技能実習生を最も多く日本に送り出している国は?」という問題が出されていた。選択肢は「ベトナム、インドネシア、フィリピン、中国」の4択であり、私はインドネシアではないかと思ったが、正解はベトナムであった。番組によると、在留外国人は6月末時点で263万7251人、このうち技能実習生は28万5776人で約47%がベトナム人であるという。

 そう言えば、昨年、外国人留学生を調査対象としている学生の研究発表の中でも、国別比較でベトナムからの留学生が増えているという話を聞いたことがあった。

 私がインドネシアではないかと思ったのは人口の多さによる推測であった。ウィキペディアのランキングにあるように、世界の人口(2010年推計)を国別に比較すると、インドネシアの人口は2億3987万0937人で世界第4位。いっぽうベトナムは8784万8455人で世界第13位となっている。ちなみに4択の1つに挙げられていたフィリピンの人口は9233万7852人でベトナムより順位が1つ上の第12位となっていた。

 国別人口比でいうとベトナムからの技能実習生はダントツのように見える。なぜこれほど多くの若者がベトナムから日本にやってくるのか、もう少し背景を調べてみる必要がありそうだ。

 なお、上掲の国別の人口だが、第1位が中国、第2位がインドであることは誰でも知っている。第3位にアメリカを挙げる人も多いのではないかと思うが、インドネシアが第4位というのは意外に知られていないように思う。