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文学部西側の道ばたで花を咲かせていたキルタンサス(楽天版(12/8付)に写真あり)が、何者かによって根こそぎ持ち去られていた。
ここにある花は誰の所有物でもないので窃盗にはあたらないが、多くの通行者の目を楽しませてくれる花でしかもこの場所1か所にしか植えられていない稀少な株を、家に持ち帰って自分だけで楽しもうというような利己主義的な感覚は私には理解できない。ちょうど灰色のアクリル板の小片があったのでマジックペンで「盗んだ花を育てても幸せにはなりませんよ」と書いて、抜き取られた場所に挿しておいた。抜き取った人は今後どういう反応を示すだろうか。 |
【小さな話題】 トランプの絵札と花札の絵柄 お正月に孫たちと会うことになっている。そろそろトランプや花札で遊べる歳になってきたので、これを機会にトランプカードと花札の絵柄の起源について復習しておこうと思う。 トランプの絵札についてはチコちゃんに叱られる!(第19回、9月7日放送)でも取り上げられており、フランス由来の「伝説の英雄・オールスターズ」が定説になっているようだ。日本での導入については、ウィキペディアに以下のように記されていた。 日本ではかつてポルトガルなどの影響下にあった時にはそちらの様式が日本に入ってきていたが、 明治以降に日本で一般的に使われるようになったトランプは(もともとは「フランスタイプ」を変化させた)「英米(アングロアメリカン)タイプ」と呼ばれるものである。トランプで遊ぶ時は、七並べであれクロンダイクであれ、カードがどういうスートで数がいくつなのかということばかりに注意が向けられるため、ジャック、クィーン、キングのそれぞれの絵柄にどういう違いがあって誰がモデルになっているのかということには全く無関心であった。キングとして当てはめられている「カール大帝」、「カエサル(シーザー)」、「ダビデ王」、「アレキサンダー大王」はある程度知っているが、ジャックやクィーンの絵札の人物はアテナを除いていずれも聞いたことのない人物・女神ばかりであった。 なお、ウィキペディアでは「トランプに関する俗説」が3つ挙げられていた。いずれも歴史的には根拠がないという。
次に花札であるがこれもウィキペディアに記載があった。 まず花の種類と月名は旧暦によっているという。しかし、「柳に燕」や桐のように季節に植物が一致しないものがある。私自身は、おいちょかぶで遊んだことがないので、花と月の対応が覚えられないままになっている。 いま流通している花札の絵柄の意味や起源についてはこちらの論文に詳しい考察があった。なかなか奥が深い。 |