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東京タワー3景。
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【連載】 チコちゃんに叱られる!「地球はなぜ自転」、「東京タワーの色はなぜ赤と白か」 1月11日に放送されたNHKチコちゃんに叱られる!#34の話題。この回は、
1.の「回る」というのは公転ではなく自転についての疑問であった。(わざとトンチンカンな解答ばかりを集めた可能性はあるが)博物館内などでのインタビューで知らない人や誤解している人が多かったのが意外だった。「コズミックフロント☆NEXT」などを視ている人であれば、かなり正確に答えられると思う。 番組でも取り上げられていた「自転の遅れ」であるが、ウィキペディアの当該項目には次のように記されている。 地球の自転は、潮汐力と呼ばれる月との間の重力相互作用によって、100万年以上にわたって徐々に遅くなってきた。しかし短期的(10年間〜50年間程度)に見ると、常に遅くなっているわけではない。例えば1970年代の1日の長さ(LOD)は、86 400.003秒程度、すなわち86 400秒に比べて3ミリ秒程度長かったが、近年(2012年から2013年)のLODは、86 400秒より1ミリ秒長い程度(6月〜8月には86 400秒よりも短くなる期間さえある。)である。これが1970年代から80年代には毎年のように挿入されていた閏秒が1999年以降は平均して4年に1度程度しか挿入されていない理由である。そう言えば、以前ほどには「閏秒の挿入」は話題にならなくなった。但しウィキペディアの「閏秒挿入の理由についての間違った理解」という項目にあるように、以下は誤解であるそうだ。
次に、「なぜ東京タワーは赤と白?」という疑問。正解は「低くしたくなかったから」で、ウィキペディアの注釈には 羽田空港に近い場所に建設したため、日本国外の航空会社から、衝突事故回避のため70m低くするよう要請されたが、エッフェル塔より高くしたいという当時の社長の意思により、高さを維持したまま昼間障害標識として塗り分けられた。なお実際の東京タワーの色は白とインターナショナルオレンジ。と説明されていた。 番組では全く言及されていなかったが、このことですぐに思い浮かぶのは、東京スカイツリーの色はなぜ昼間障害標識の適用対象にならないのかという疑問である。ネットで検索したところ、 昼間障害標識の設置は「高光度航空障害灯又は中光度白色航空障害灯を設置するものを除く」という規則に基づいており、日中にも障害灯を点灯することで、安全性を確保しているため。というのがその理由であるようだ。では東京タワーも、「高光度航空障害灯又は中光度白色航空障害灯」を設置すれば別の色に塗り替え可能ではないかと思ってしまうが、このことについてはウィキペディアに 航空法によりストロボのような白色航空障害灯を常時点滅させれば現在のペイントを変更することは可能だが周囲には住宅や高速道路があり、住民への迷惑、運転者への安全を考えるとペインティングの変更は考えにくい。2008年現在は7等分の塗り分けだが、建設当時から1986年までは11等分に塗り分けていた。また大展望台の外壁は現在は白色だが、1996年まではインターナショナルオレンジだった。という説明があった。 なお、このことに関連するが、今回、チコちゃんでこの話が取り上げられる前まで、私は、東京タワーの色は、土台からてっぺんまでインターナショナルオレンジ一色であり、白の部分はないと思っていた。上掲の増上寺前からの東京タワーの写真にもあるように、自分でも撮影したことがあるのに、白い塗装部分の記憶が残らなかったことは不思議である。おそらく、写真右のようなライトアップされた時の「全体オレンジ色」の印象が強く焼き付いているためではないかと思われる。 次回に続く。 |