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北九州・板櫃川と槻田川の合流地点で見かけた紅白の桃(八重咲きの梅かもしれないが、季節的には桃の花の咲く時期かと思う)。1本の幹から2色に割き分ける「源平咲き」になっている。 |
【小さな話題】又吉直樹のヘウレーカ!「ボクらはなぜ“絵”を描くのか?」(3)絵を描くという行動の強化因 昨日に続いて、「又吉直樹のヘウレーカ!」の、 ●ボクらはなぜ“絵”を描くのか? についての感想。今回は、本題そのままの、 ●なぜ絵を描くのか? について考えてみることにしたい。番組では画学生たちがめいめい、自分が絵を描く理由を披露しておられた。また、解説の斎藤先生は、「おもしろい」が根源であり、 ●人が見ていない「おもしろい」部分を切り取って表現として見せてくれるのが絵の「おもしろさ」d と言っておられた。 私自身は、「絵を描く」行動は2つのタイプに分けられるように思う。
2.のほうは、他者から賞賛されることで強化される場合もあるが、むしろ、自分の感情を他者に伝えようとして描き、それを見た人が共感してくれることで強化されていくように思う。その場合、やはり技法的な訓練は必要。他者からの高評価が全く得られずに描き続けることは難しい。 もちろん、1.と2.は排他的ではない。どんな画家でも部分的に1.の理由は含まれていると思われる。2.の理由はその画家がどのように生計を立てているのか(あるいは収入源は別にあって、完全に趣味で描いているのか)などによって異なってくるだろう。 私自身は高校卒業後は全く絵を描かなくなってしまったが、美術館は稀に訪れることがある。私の好みは、
絵画というといまだに油絵や日本画の技法が中心かと思うが、最近はデジタル画像をさまざまな形に加工することができるし、必ずしも静止画にこだわる必要は無くなった。バーチャル空間の中でのファンタジックな世界を味わうことも、伝統的な絵画鑑賞と同等に価値があるように思う。 |