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タバン・ボグド連山ベースキャンプ近くのテント場。標高は3100m前後。
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【小さな話題】 人生最後のテント泊 モンゴル最西端、タバン・ボグド連山のトレッキング・ツアーから戻ってきたところ。 このツアーは、テント泊6回連続、1日の歩行距離10〜15kmという、私にとってはハードな内容であったが、半田山植物園100回などの鍛錬を積んできたおかげで、特に体調変化や筋肉痛などの症状は出なかった。 テント泊自体は、昨年7月のレーニン峰BCや、南イニルチェク氷河BCでも経験したところであるが、昨年の場合は、2連泊のあとホテルなどに泊まり、再び、4泊(予定では2泊のところ、天候不良により延長)したことと、すべて常設テントで、テント内にバッテリー充電用のコンセントまでつけられていたところがあり、不便さはあまり感じなかった。 一般に、テント泊特有の不便さとしては、
今回の場合、
ということでテント泊も無事に終了したが、テント泊4日目の時、 ●あと3日、人生最後のテント泊 という俳句?が浮かんだ。ま、考えてみれば、今後、テント泊がこれほど長く続くようなツアーには参加する予定がない。年齢的にみても、ハードなテント泊ツアーはそろそろ限界であるし、ロッジやホテルに泊まった方が楽だという気もする。 ちなみに、テント泊3日目の夕刻は一時強い雨が降って、テントの中に閉じ込められたことがあった。要介護の寝たきり状態はこんなものになるのかと思ったが、要介護と違って雨が止めばテントの外に出て自由に歩き回ることができる。逆に言えば、要介護となっても、外の世界をバーチャルに体験できるようになればかなりの満足度が得られるように思える。 |