じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 高知と言えば桂浜の坂本龍馬像。制作者は本山白雲。1928年5月27日除幕式。高さ5.3m、台座を含めた高さは13.4mとのこと。
 有名な銅像ということもあって、我が家のアルバムにも、(私の)祖父の代からの写真が残っている(写真左)。写真中は子どもたちが小さい頃の写真。右は(私の)孫たちと一緒に撮った写真。

2019年8月10日(土)



【連載】

又吉直樹のヘウレーカ!「ボクの時間を増やせませんか」(1)

 8月7日放送の又吉直樹のヘウレーカ!「ボクの時間を増やせませんか」を録画・再生で視た。

 以前にも視たことのある内容が含まれていたのでひょっとして再放送かと思ったが、どうやら、「チコちゃんに叱られる!」で取り上げられた疑問「タイムマシンがないのはなぜ?」(2018年6月22日放送)、「大人になるとあっという間に1年が過ぎるのはなぜ?」(2018年7月20日放送)、あるいはそれ以外の雑学系番組の内容とかぶっていた模様である。

 冒頭で、時間の長さに影響するものとして、運動(=動いている時計はゆっくり時間が進む)と重力(重力で時間が遅れる)というアインシュタインの理論が紹介された。この理論は、
  • 光の速さはいつも一定
  • 物理法則はいつも同じ
といった点を前提としている。

 もっとも、「移動すると時間がのびる」説明として紹介された、

●光に近い速度で移動する宇宙船の中で、ライトを天井の鏡に照らすと、光の移動距離は、宇宙船の中で観察される光の移動距離(=天井との往復距離)よりも宇宙船の外で観察する移動距離(=宇宙船の移動を含めた光の移動距離)のほうが長くなる。光の速さはいつも一定であるという前提を守ると、宇宙船の外から観測した宇宙船内部の時間の長さはのびる。

というような説明はイマイチわからないところがある。宇宙船ではなくて、電車の車内でボールを天井の高さまで投げて床に落ちるまでの移動距離を考えると、電車内で観測した時の移動距離よりも、電車の外から観測した移動距離(ボールが落下するまでの動きと電車の速度の合計)のほうが長くなるが、だからといって、電車の中で時間がゆっくり進むとは言えない(ボールの速さは一定ではないからと考えるべきか?)

 もう1つ、重力で時間が遅れる事例として、

●立っている人の場合、頭より足元のほうが重力が大きいので、足のほうがゆっくりと時間が進む

という現象が紹介されたが、私が思うに、地上に立っている人間は、地球の自転によって猛スピードで回転しているので、地球の中心からより遠くにある頭のほうがそのぶん移動距離が長い。ということは頭のほうが足元より時間がのびるのではないかという可能性もあるように思う。もっとも、私にとっては、この重力とか加速度とか慣性といった現象のことは未だによく理解できていないところがある。

次回に続く。