Copyright(C)長谷川芳典 |
【連載】 チコちゃんに叱られる! 乾電池の「単」、ガラン、パラリンピック、靴ヒモ 昨日に続いて、8月23日放送のNHK「チコちゃんに叱られる!」の話題。本日は、
まず3.の乾電池の「単」であるが、電池工業会の解説サイトにより詳しく解説されていた。以下、要約引用。
番組で紹介された、乾電池の開発者の一人、屋井 先蔵(やい さきぞう)もこちらに解説されていた。 上にも引用したように、「単」をつけるのは日本だけの呼称であり、アメリカでは、単1から単6に対応して、D、C、AA、AAA、N、AAAAという通称が対応しているようである。また、台湾では、単1から単6に対応して「一号電池」から「六号電池」と呼ばれているようだ。中国(大陸)でも「○号電池」という呼称が使われているが、日本の「単3」は「5号電池」、「単4」は「7号電池」、「単5」は「8号電池」というように異なる数字があてられているので購入する際には注意が必要。 乾電池と言えば、小学校の頃に単1電池を分解して二酸化マンガンを取り出し、過酸化水素(当時、消毒液として家に常備されていたオキシフルと混ぜて酸素を発生させる実験を楽しんだことがあった。今でもそういう実験が行われているのかどうかは不明。 また、近年、LEDにより懐中電灯が小型化したこともあり、私の家では単1電池を使う機会は全く無くなってしまった。家の中を見渡してみると、乾電池を使っているのは懐中電灯(但しボタン電池形のものもある)のほか、テレビやエアコンのリモコン、少し前まで使っていたリモートマウス、旅行先で使う電動歯ブラシ、電動カミソリぐらいもの。デジカメやタブレットのように充電式の機器が増えてきたため、乾電池を購入する頻度は減ってきたように思う。 次回に続く。 |