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半田山植物園のフウセントウワタから綿毛をつけた種が飛び出していた。毎年、ケサランパサランとして写真を掲載している【2016年の写真が楽天版にあり。】
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【小さな話題】自虐で岡山をアピールする? 11月16日の11時頃、NHKで @okayama 芸人先生 特別編 IN 岡山 という番組をやっていた。はなわさんが、「はなわの“自虐は愛される!”講座」と題して先生となり、自虐ネタで岡山をアピールするための知恵を提供してくださるというような内容。ネットの情報によれば、2019年7月28日の全国放送を、岡山地域ローカルで再放送したもののようであった。 番組ではまず、観光地などの何かをアピールする時、「○○は日本一」といった自慢話をしても「刺さらない」、それよりもいっけん自虐に見える中でもしっかりをアピールするほうが、視聴者には強くインプットされるということが指摘された。その成功例が、有名な『佐賀県』であり、また『埼玉県のうた』でもあった。具体的には、
このようにして、自虐の裏側にセールスポイントを忍ばせ「愛されポイント」にすること、また、自分の目で確かめたくなるようにアピールするというのがコツであるとされた。 さて、はなわさんが一番最初に取り上げた佐賀県は、都道府県魅力度ランキングで44位になっているという。その隣の福岡県は8位、長崎県は10位であり、この上位2件に挟まれている状態にあった。じつは岡山県も似ているところがあり、隣の兵庫県が12位、広島県が17位であるのに対して34位となっている。ま、私自身、知人が岡山にやってきた時にも、これはぜひ見てほしいというほどのセールスポイントがなかなか浮かばない。 番組では岡山独自の「自虐の裏のセールスポイント」として、
もっとも、上記の「フルーツ王国」に関して言えば、桃やブドウの高級品は東京や大阪方面に出荷されてしまうため、岡山までやってきたからといって安く食べられるわけではない。また桃太郎像はかなり地味で、大黒天像のほうがよっぽどアピール度が高いようにも思われる。冬場には毎年、桃太郎像周辺を含めてイルミネーションが取り付けられているが、これまた、ひろしまドリミネーションや神戸のルミナリエには比べものにならないほど田舎っぽい。ということで、岡山の魅力度アップはまだまだ前途多難であるように思われた。 ところで、岡山大学のセールスポイントとしてはどんなところがあるだろうか。自虐を含めて思いつくままに挙げてみると、
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