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3月4日、ウォーキング中に、首の長い鳥が飛んできて電線に止まった。カラスにしては明らかに首が長すぎる。ネットで確認したところ、どうやらカワウのようであった。カワウは旭川ではよく見かけるが、電線に止まっているのを見たのは初めて。 |
【連載】#チコちゃんに叱られる! 「石油の成因」、「確認案内標識の基準点と最長距離」、「ジーズが青い理由」 昨日に続いて、NHK チコちゃんに叱られる!の感想と考察。 2月28日の放送では、
このうち1.の石油の正体が生き物の死骸であることは、小学生でも知っているイージーなクイズであり、パネラーの人たちも、いかに知らない振りをするか、あるいは、いかにわざとらしくないようにビックリするか、ということに苦労したのではないかと邪推してしまう。 もっとも、番組でも紹介されたように、石油は、生物由来ではないとする無機成因論、あるいは、石油分解菌説というのもあるという。リンク先によれば、生物由来説(有機成因論)では説明できない点として、
2.の「確認案内標識」は、今回放送の3つの疑問の中で最も興味深い内容であった。 番組によれば、行き先と道のりを示す案内標識は3段構成となっており、上から、
番組ではさらに、基準値までの道のりが一番長い表示はどこかというマニアックな話題が取り上げられていた。Googleストリートビューによれば、一番長いと思われるのは、岩手県様野町の国道45号にあった「仙台375km」であったという。 この「確認案内標識」だが、何年か前の平成の大合併の時、基準値や主要地が、合併前の町名から合併後の市名に書き換えられたことがあった。いちど、津山市近くをドライブ中に道に迷った時、「真庭市」という新表示が、旧町村名のどこを指しているのかさっぱり分からず困ったことがあった。 最後の3.の「ガラガラ蛇に噛まれないため」は、ジーンズの紹介番組などでは何度も取り上げられており、実際に岡村さんも正解していた。実際にヘビを使って実験したところは面白かった。ウィキペディアの該当項目には、以下のような記述がある。 インディゴ染めのデニム生地が使用され始めた理由として蛇や虫除けの効用を挙げる説がある。しかし微量ながらピレスロイドが含まれている天然藍には、ある程度の除虫効果があるが、不純物の無い純粋インディゴ(合成インディゴ)にはそのような効果はない。これらの記述が正しいとすると、今回のチコちゃんは殆ど俗説の紹介に終始しており、番組作成上のリサーチが足りないように思われた。 |