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2020年10月のウォーキング総括。2020年10月は、総歩数26万6107歩、1日あたり8584歩となり、前月9月の8438歩を上回った。 グラフはいつもの通り、毎日の歩数を少ない順に左から並べたもの。左端の落ち込みは、その月に何らかの事情で歩数が少なかった日があることを示す。右端はその月に最も多く歩いた日の歩数。グラフが水平であればあるほど、日々の歩数がほぼ安定していたことを意味する。この3カ月はは、グラフが水平に近くなっており、日々の生活が規則的であったことを示している。 10月は、31日間すべての日で1日あたり8000歩以上を継続できた。半田山植物園の入園回数は26回であった。植物園に入園しなかった5日のうち、4日は休園日によるもの、残り1日は雨降りによるものであった。 |
【連載】#チコちゃんに叱られる!「お香ベスト3」、「なんで男の子は"ワル"に憧れちゃうの?」 昨日に続いて、NHK チコちゃんに叱られる!の感想と考察。 本日は、
まず3.の「お香ベスト3」は、
お香の話は滅多に聞いたことがないが、アロマテラピーについては、園芸療法系の学会で話を聞いたことがあった。但し、その時にも思ったが、療法としての科学的な裏付けはイマイチ不十分であり、こちらに記されているような批判もある。ま、療法的な効果というより、「心を落ち着かせるための一連の作法」と考えたほうが良さそうである。 最後の4.「なんで男の子は"ワル"に憧れちゃうの?」については、生理学研究所の名誉教授により、「ついつい動物に戻っちゃうから」という何とも胡散臭い「説明」がなされていた。この先生によれば、
この名誉教授の先生が、専門分野で数々の業績を残しておられることは承知しているが、だからといって、その先生の言われたことが何でも正しいということにはならない。今回の番組の中の「ドーナツの穴」に関して、 ●われわれテレビ制作者というのは、ついつい根拠の浅い話にのっかってしまいがちですから、今回は、戒めの意味も込めて、製作過程で起きた事実をまとめてドラマ化しました。【チコちゃん談】 という姿勢を示しておられたが、そうであるならこの「ワル」の話についても、名誉教授の先生の話を鵜呑みにするのではなく、根拠を重ねた上で納得のできる説明をしてほしかったと思う。 では、この名誉教授の先生の「説明」のどこが問題なのかと言えば、この「説明」は、もっともらしいように聞こえるものの、行動を予測したり、影響を与えたりという点で、何の力も持っていないという点を指摘することができるだろう。上掲の「説明」では、
もちろん、人間の行動は、生得的な要因(無条件反射、生得的な強化因、弱化因)によって影響を受ける部分も多々あるが、それらは、必ずしも「動物的本能を隠さずに生きる」ことと同一ではない。生得的な要因を通じてさまざまな行動が学習され(条件づけられ)、社会的環境の中で強化されたり弱化されたりしていく。「動物的本能」や「ホルモンの影響」で片づけられるほど単純ではない。 |