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各種報道によれば、日本の探査機「はやぶさ2」は、小惑星「リュウグウ」の砂が入ったとみられるカプセルを日本時間の6日未明、オーストラリア南部の砂漠地帯に落下させる計画であるという。 落下地点は南オーストラリア州のあたりと推測される。写真は、2019年2月にエアーズロック(ウルル)からシドニーに向かう時に見えていた砂漠地帯。落下地点も似たような場所ではないかと思われる。 |
【連載】60年前の童話全集は孫たちの役に立つか?(4)イギリス童話集 前回の日記でドイツ童話集と、それと別立てになっているグリム童話集について取り上げた。『世界童話文学全集』(講談社)全18巻の中のヨーロッパ地域の童話集としては、ドイツとグリムのほか、ギリシア、アンデルセン、イギリス、フランス、北欧、南欧、ロシアの童話集があるが、私が買ってもらったのはイギリスとロシアのみであり、他は、図書館でも借りたことがなく目を通さないままで大人になった。但し、南欧に含まれると思われるピノッキオやクオレは、別の童話全集で読んだ。アンデルセンは絵本レベルで読んだだけ。フランスや北欧の童話は殆ど知らない。 手持ちの本に書き込まれて読了年月日を見ると、これらの童話を読んだのは1960年前後、私が小学校2年生の頃であったようだ。この年齢が妥当かどうかは分からないが、いっぱんに童話は、年齢が早すぎると読解ができず、つまらないので止めてしまう。そのいっぽう、年齢が遅すぎると、(子ども向けに改作した)童話は、ストーリーが単純すぎたりしてこれまた、つまらなくなる。動物のインプリンティングと同様で、ある年齢の段階で次から次への読んだ場合に限って熱中でき、文学作品好きに育つのではないかと思われる。 さて、手元にあるイギリス童話集であるが、収録されている作品は、
この中の『ピーター・パン』は、私が初めて接したのはディズニーのアニメをそっくり絵本にしたもので、こちらに表紙の画像があった。私の書棚にもどこかにあるはず。その後、ディズニーのアニメを観た影響もあって、文章作品としてのピーター・パンには多少違和感があったが、とにかく、この全集に収められている文章が、私が読んだ『ピーター・パン』の中では最も詳しい作品となっている。 次の『ちびくろサンボのぼうけん』はこちらに記されているようにいろいろな議論を呼んだ作品であるが、いま読み返してみて、ストーリーそのものには差別性はなく、若干の語句を修正すれば、子どもの読み物としては推奨できる内容であると思った。なお、私のところには、森まりもさんから直接いただいたサイン入りの『チビクロさんぽ』がある。 『しあわせな王子』、『ジャックと豆の木』、『おやゆびトム』は絵本を含めて他の本でも読んだことがあるが、グリム童話やアンデルセン童話の一作品かと思っていた。 不定期ながら次回に続く。 |