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岡大・時計台前のクロガネモチ。時計台前には向かって左にオス樹、右にメス樹があり、メス樹は晩秋からずっと赤い実をつけている。同じ場所にあるカイノキの実はドバトの食料になっているようだが、クロガネモチの実のほうは口にしないようだ。【ネット上の情報では、ハトやムクドリが食べにやってくると書かれてあったが、まだ熟し切っていないのだろうか】
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【連載】#チコちゃんに叱られる!「ニワトリのコケコッコー」、「へそくり」、「ぬか漬けがおいしい理由」 1月29日に初回放送された、NHK チコちゃんに叱られる!の感想と考察。 今回は、
その1.の「なんでニワトリって朝に鳴くの?」であるが、番組では「俺様が一番ケンカが強いんだぞ!」という、オスのアピールであると説明された。 番組によれば、ニワトリは一夫多妻制で、オス1羽に対してメス10〜30羽で生活している。もともとニワトリの先祖は森の中で集団ごとに縄張りをもっており、一番住みやすい場所を縄張りとしているオスが、他のオスとの無用な争いを避けるために、他のオスに知らしめるためにコケコッコーと鳴いていたという。 番組ではオス4羽とメス216羽で放し飼い飼育している養鶏場で、オス4位が強い順にコケコッコーと鳴くかどうかが3日間にわたり観察された。予想通り、4羽の鳴く順番は、3日とも強さの序列に一致していた。 ウィキペディア経由で閲覧したこちらの記事(2013.3.21.)により詳しい情報があり、 「雄鶏が鳴くのは、縄張りを主張し、(侵入者に)警告を発するためだ。予備段階のデータだが、最も地位の高い雄鶏には夜明けを告げる優先権があり、(地位の)低い雄鶏は毎朝、最高位の雄鶏(が鳴くの)を待ってから、あとに続いている」【今回の番組と同じ吉村崇教授による】と説明されていた。 なお、ニワトリの鳴き始める時刻がほぼ一定であることについては、
ちなみに、生物時計は ...生物の体内の日周リズム機構は正確に24時間周期で動いているわけではない。(多くの場合)少しずつ遅れる方向にズレている。おおよそ25時間周期といわれ、光を浴びることによってリセットされる。とされており、ニワトリがなぜ23.7時間の体内時計を持っているのかは謎であった。 次の2.の「へそくり」の由来については番組では「糸を作って貯めたお金」と説明された。へそくりのヘソとはもともと「綜麻(へそ)」であり、かつては、親のためにこっそりとヘソを貯めるという意味であったが、これが転じて「こっそり貯めたお金」になった。言葉の由来というのは、たいがい、もともとの意味と現在使われている意味のあいだで異なることが多く、特に意外性は無かった。 3.のぬか漬けは、「野菜の水分とうまみが入れ代わるから」と説明された。ぬか漬けのできる仕組はウィキペディアに記されている通りで、発酵と浸透が関与している。なお、ぬか漬けは、米ぬかと塩をベースにしているが、同じ漬物でも、いろいろある。
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