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「接写で楽しむ雑草の花」。今回はトウダイグサ。近縁種にショウジョウソウ、アカメガシワ、トウゴマ、ハナキリンなどがある。 根が強く除草は困難。また、有毒のため、素手で抜き取ろうとするとかぶれる。 |
【連載】あてにならない未来予測(3) 昨日に続いて、 ●週刊現代BACKS 日本の十年後一イラストで見るあなたの豊かな「あした」(講談社) という本をネタにした未来予測の検証。今回は、医療面での予測について取り上げる。関連する予測は以下のようなものであった。
いっぽう、歯科医師について、以前から過剰供給の話をよく耳にするが、失業・倒産までは至ってないように思える。もちろん、虫歯の予防が進めば、虫歯治療のニーズは減ってくるが、高齢者層の入れ歯やインプラントの需要は高まってくるだろう。但し、7.の予測にあるように、歯科医師と入れ歯産業は別。これは、外科医は義手・義足を作らないし、眼科医が眼鏡を作らないのと同様である。もっとも「今世紀中【←20世紀のこと】に歯科医師は、入れ歯産業から締め出されることになるだろう」というほどの事態は起こっていない。 ガンや成人病の予防は着実に進歩しているが、まだまだ難関が多い。「新種ワクチンで虫歯、かぜ撲滅」という予想は、実現できなかったどころから、今は新型コロナウイルスのワクチン問題で右往左往している。 8.の「頭の良くなる薬と背丈の伸びる薬」は私個人としてはいずれも魅力的だが、歳をとってくるとどうでもいい問題となってしまった。認知症予防薬ならともかく、単に記憶力を向上させる薬であるなら不要。背丈についても、背が低いことで屈辱的な扱いを受けたのは中高校生時代だけであった。 年金・健保問題は依然として困難な状況にはあるが、けっきょく、年金の支給開始年齢引き上げや、健保の負担比率、所得に応じた負担といったやりくりをするなかで持ちこたえている。但し、そうは言っても、私の世代では、年金収入だけでは生活は苦しいし、国保に加えて介護保険料、実際に病院にかかった時の3割負担などがかなりの重荷になっていることは確かである。 不定期ながら次回に続く。 |